世界のらん展2015が昨日より開催しています
初日は44万人が来場したと報じられていた
好きな人はまだいたんだという感じ
全国から集まってきているのだろう
実はまだ行っていない
来週の日曜の最終日に行く予定
それまでに少し準備をしておこうと思い軽石鉢とコンポストの用意
染み壺を探していたがなかなか見つけられずそれなら造ろうかと以前より考えていた
普通に壺を焼くには釜から用意しないといけないし専用の電気釜などは高くて手が出せない
ではコンクリートか石膏で固めるか
それでは簡単に水が染みてこないだろう
素焼き鉢では趣に欠ける形状
そこで以前、園芸店からもらってきた軽石の欠片を利用
水が入る形状に彫り込み側面に着生ランを着ける予定
水遣りは穴に水を入れて周りから染み出てくる水分で管理する
着生ラン2株分作成
それから最近海外サイトで植え込み材料として使っているクリストモスを作成
クリストモスって何?と思うかもしれないが杉皮を薄く裂いてモアモア、フワフワの綿状にしたものをクリストモスといい最近ではパフィオやカトレア、胡蝶蘭の植え込み材料として一番根っ子が元気になると言われているもの
なぜ良いかというと広葉樹は植え替えた当初はいいが腐敗が早く頻繁に植え替えが必要、またカブトムシやコガネムシの幼虫の巣になりやすい
針葉樹の松や杉は腐敗が少なく、害虫がつきにくいなど
近くの雑木林の切り株より杉皮を剥がしてくる
そしてデンドロやシンビ用にバークを作成
ひたすら細かく刻むだけ
選定ハサミで紙袋一つ分
腕がパンパンで終了
クリストモスは薄く裂くだけなので簡単に大量の資材完了
国内では特殊な業者が輸入しているくらいしかないので材料があれば必要な方は手軽に作成できるかも
3時間くらい一心不乱にバークチップを刻み続けて今年植え替える分くらいの量はあるのかな
さて今年のらん展の日本大賞は・・・・・・
「デンドロビューム・スミリエ」
白い花びらの真ん中にモスグリーンの目玉が付いているような小さめの花が30個くらい集まった房を20以上咲かせている
ここまで立派に育てるには野生の環境では難しい
根元はまだ確認していないが杉皮のクリストモスを使っているのではないかと想像している
最初の写真が今年の日本大賞
次が杉皮の材料と軽石染み壺作業の様子
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