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2015年02月11日15:28

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熊野の聖地

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2月10日

熊野には聖地がたくさんある。
代表的なのは熊野三山。
そこの那智の滝。
神倉神社のごとびき岩や古座川の一枚岩などの巨岩。
熊野には巨樹もたくさんある。
滝や巨岩、巨樹は自然崇拝の原始宗教のご神体になっている。

今日は、ちょっとマイナーな熊野の聖地を巡る一日。

まずは引作の大楠。

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幹回り15.7m推定樹齢1500年という巨木だ。
圧倒的なパワーがある。

続いて御浜町のイヌマキ。

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これは幹回り5.6mだが、イヌマキとしては全国2位の大きさなのだそうだ。
で、なぜか途中から写真がモノクロになってしまいました。

続いて産田神社。

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ここはイザナミが火の神カグツチを生んで亡くなった場所だと伝えられている。
境内を歩いていると地元の方が声をかけてくれた。
明日はここで厄払いがあるの、その準備をしている方だった。
昔は社殿はなかったそうで、「ひもろぎ」と呼ばれる石で囲んだ祀り場(祭祀台)へしめ縄を張り神様を招いたそうだ。
「見ますか?」と聞かれる。
玉砂利の上を靴を脱いで草履をはいて歩く。

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社殿の左右にある石の台がそれで、日本で二箇所しか残っておらず大変古くて珍しいものだという。

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その石に触れることはできなかったが、そんな大昔からの伝説のある神社だ。孫の無事の誕生を祈る。

産田神社の横を流れる産田川沿いの道をさかのぼっていく。
この先に集落があるのだろうかと不安になったころ、池川の集落に出る。
集落から少し山道を下ると「まないたさま」がある。

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いわゆる「まな板」の意味ではなくて「真名井戸」の転化だろうと言われている。
水神信仰のようで、婦人病に霊験があるらしい。
小さな鳥居があるだけで、本当に日本の原始宗教を感じる。

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そして、飛鳥神社。

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飛鳥と言うと奈良県の飛鳥地方かと思うが、三重県熊野市の飛鳥町にある。
ここの四本杉。いやいや驚きました!!

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初めは大きな四本の杉の木があるのかと思ったら、大きな杉の木が四本に分かれているのだ。
この木は樹齢1300年と言われている。
熊野には大きな杉の木は多いし、夫婦杉と呼ばれる二本に分かれた杉はよく見るが、四本に分かれた大杉は初めてだ。

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今日の最後は石神神社。

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ここにも大きな楠木がある。
樹齢300年だそうですが、大きな枝が川にまで張り出して支えられている。
引作の大楠とはまた違ったパワーにあふれている。

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熊野には本当に原始的宗教の聖地がたくさんある。
熊野三山など有名な場所には多くの観光客が訪れるが、ぽつんぽつんとある聖地には訪れる人も少ない。
熊野で暮らしている人でも訪れることは少ないだろう。
だが、地元の人たちの手で大切に守られている場所なのだ。

今日はたくさんすぎるパワーをもらった。
そろそろ野良仕事も始まるが、今日もらったパワーで仕事も山も頑張ろう!!

で、今日は手始めに家の片付け。
う〜〜〜ん、昨日もらったパワーはどこに行ったんだろう・・・


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