脳化社会、その意味が分かってなかった。「唯脳論」
は養老孟司先生の本であるが、この本とは別に読んだ
ある事故についての本が、あのアニメのベースになって
いないか。
コンピュータが利用できるような状況では信じられないが、
あのような事故がかつてあったということは、似たような
話も考えられるわけであり、恐ろしくなった。自然の中で
生きるとは、なんと過酷なのだろう。
最悪の事態を想定して、日頃から訓練しておくことと、
やはり考える力がものを言うのか。飛行機にはできれば
乗りたくない。
地震対策を考えるのであれば、物理の知識は欠かせない。
三角関数が難しいなどと言っていられる場合でないか。
高校生の時にもっと数学と物理をやっておけばよかった
と思わずにいられない。その意味では、極限状況に置かれた
時の記録が記されている、あの論文集は貴重だな。他人事
でないからだ。
私にどれだけの時間が残されているか分からないものの、
できることはやっておきたい。「唯脳論」も再度読んで
おいた方が良さそうだ。
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