民主党の細野さんが「大東亜戦争の勝ち目がないのを知っていながら、戦争への道を歩んだ政府の判断は誤りだった」と言う趣旨のことを仰ったという報道がありました。日本の指導者になる資格はないのじゃないかと思います。
考えてみてください。毎年多くの会社が経営危機に追い込まれ、悪戦苦闘の結果破たんします。毎年多くの方が病に倒れ、亡くなっていきます。それでも、社長さんやお医者さんは何とか社員や患者さんのために最後の最後まで最善を尽くす。それが社長さんやお医者さんの務めではありませんか?「戦後教育に汚染され、日本は『正義のアメリカに卑怯な戦いを仕掛けた悪魔』と言う前提に立つから、「アメリカに逆らわずに許しを請えば戦争を回避できたはず」と言う本音が透けて見えます。
きちんと日本が悪魔に囲まれて、脅しを受けて逃げ場を失った中で、「ほかの選択肢」が無かったことを知り、なおかつ戦後日本を占領統治したマッカーサーが米国の側から見ても「日本の戦争は侵略でなく自衛のための物だった」と米国議会上院で証言していることからして、「戦争回避の可能性」をいまだに主張する政治家に日本のかじ取りをお願いする危険性を強く感じます。
アジアの植民地獲得に乗り出すのが遅れたアメリカは、ハワイを乗っ取り、フィリピンを手に入れ、中国に手を伸ばしていました。砲艦サンパブロを揚子江に浮かべ、英仏などと一緒に中国主要都市に租界を設け、中国での利権獲得に動いていたアメリカは、日露戦争のポーツマス講和会議を斡旋することで南満州鉄道の利権を欲しがりました。しかし日本は日露戦争で莫大な戦費をユダヤから借金したのに、借金を返せるほどの戦後補償をロシアから取れずに、満鉄を渡せば借金だけが残り、大勢の戦死者を出した遺族に申し訳が立ちませんでした。(これは日清戦争の結果日本が得た遼東半島をロシアが「三国干渉」で沿海州(ウラジオストック、ハバロフスク、ニコライエフスクなどの地域)を戦わずして清に割譲させた先例があったため、アメリカも口先干渉で利権を手に入れられると読んだ)
ルーズベルト大統領は「不戦」を掲げて当選した手前、再三のイギリスからの対独戦線への出兵要請に応えられず、その「口実」に日本を追い込んで戦端を開かせ、一気に戦争ができる国にする作戦を立てたことは良く知られているところです。その日露戦争の時の借金は大東亜戦争後の対日講和条約でアメリカが連合国に「対日賠償請求権の放棄」を提案して押し通し、湯田屋への返済だけ放棄させなかった結果日本は83年かけて返済したということもよく知られています。こうした「裏事情」をよく読み切ったうえで、日本の立ち位置や戦略、方針を練り上げて、如何にうまく利権を引き寄せ、如何に負担を少なくするかがリーダーの重要な役割であるわけで、表面的に報道される日々のニュースに踊らされて、軽薄に右顧左眄する政治家に日本の未来を託すことは危険極まりないことです。
中国共産党は(英国もフランスも米国も兵隊は中国に進駐していたのに)、日本軍の治安部隊を国民党に狙わせ、漁夫の利を得て中華人民共和国を成立させ、いま「日本が侵略した」と言うシナリオに書き換えて、「南京大虐殺」をねつ造して、日本国民をだまそうとしています。当事者であった日本軍人や被害者の南京市民が死に絶えるのを待って、今頃から記念日を作り、記念館を作って、日本を貶めるのです。こうして「日本が開戦したのは誤りだった」と言う自虐史観を固めて、「謝罪と賠償」に走り、日本の資金と技術を吸い取り、「世界第二の経済大国」を譲渡したのです。普通の日本人ならあんな腐った中国を侵略しても何のメリットもないことぐらいわかりそうなものです。日本は中国を侵略して、何が得られるというのでしょうか?満州はもともと中国ではなかったし、ロシアの南下を止める必要がありました。
安倍総理一人に任せず、有志がキチンと正当な歴史を確立し、国内の教育を徹底しないと、周辺国や戦勝国アメリカの偏った歴史に基づく「政治判断」を日本のリーダーがしてしまうことになるので、ここらで日本人が立ち上がるべき時が来ているのじゃないかと思いますが、間違ってますでしょうか?
ログインしてコメントを確認・投稿する