ISIS
「リシャーウィ死刑囚を釈放しなければ、
日本人とヨルダン人の人質を殺害する」
ヨルダン
「ISISがヨルダン人のパイロットを殺害するなら、
すぐに収監中のリシャーウィ死刑囚とその他数人の
ISIS の幹部の死刑を執行する」
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この経緯が膠着状態となり
最後は後藤氏が殺害になりました。
でも冷静に考えると
双方が少しずつおかしいのです。
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ISIS
「リシャーウィ死刑囚を釈放するのなら
日本人とヨルダン人の人質は殺害しない」
ヨルダン
「ISISがヨルダン人のパイロットを殺害しないのなら
収監中のリシャーウィ死刑囚とその他数人の
ISIS の幹部の死刑は行わない」
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そしてヨルダンはパイロットの安否確認を呼び掛けるも
応答なし。
しかしISISは「ヨルダン人の人質は殺害しない」ということは
現在は「生きている」という意味でしょう。
ただ「ヨルダン人の人質」は具体的に「パイロット」なのか
「別のヨルダン人」なのか明確ではない。
隔靴掻痒。
ここに第三者の国が介入しない限り
お互いに動かないでしょう。
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そして後藤さんが殺されました。
同時に「ヨルダン人のスパイ」も殺害されたのですが
これが「ヨルダン人の人質」のことでしょうか?
パイロットのことだったら
ヨルダンは直ちに
リシャーウィ死刑囚とそのグループを処刑したいところですが
スパイはその対象にしていません。
お互いに腹の探り合い。
禅問答でもあるまいし。
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ISISはヨルダン側がパイロット釈放すると勘違いするのを狙っていたのでしょう。
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卑劣なISIS.
後藤さんは犠牲になったがヨルダンの粘り勝ち!
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