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2015年01月27日13:24

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「拓」ひらく、純米酒です、

マイミクさんから日本酒をいただいたので飲んでみました、
銘柄は加藤酒造店さんの開拓の「拓」一文字でひらく、と読む銘柄で、
特定名称酒としては「純米酒」になります、

フォト


この造り酒屋さんのこだわりは、
なんと言っても田んぼへのこだわりでしょう、
無農薬、減化学肥料、有機栽培に拘った栽培で、
その田んぼで出来た米のみを使い醸されたお酒です、

材料に拘り、つくりに拘れば、
行く先は畑や田んぼに拘る事になります、
それを真っ直ぐに突き進んだ銘柄ともいえます、

御託はさておき飲んでみましょう、

やや辛いのか?度数何度だったっけ?
18度くらいかな?
苦味渋みはほとんど無いな、
いろいろ頭に思い浮かべながら飲んでみましたが、
実際の度数は15度で、実度数より高く感じた銘柄は珍しいです、

のど越しの段階でほんのわずかな渋みと苦味を感じます、
渋み苦味は後には残らず、
さらっと掻き消えてしまうような苦味と渋みです、

何度か飲んでみると思うのが、
この銘柄、辛いんじゃなくて、濃いのか?

感覚的に言えばカルビーのポテチ、コンソメパンチが、
2倍の濃さになったとしましょう、
食べてみると、味が濃くなった、とは感じず、
辛くなったと評価をされた、と言えばよいでしょうか、
そんな印象を持つ銘柄です、

続いて燗をつけてみました、
温度はおよそ45度弱、ぬる燗程度です、
冷で飲んだ時と印象が、がらりと変わります、
まず甘さが先に来て、米のうまみが続いてやってきます、
渋み、苦味はどこかに行ってしまった様に消えて、
ウチにとっては王道と言っていい日本酒の風合いです、

燗上がりする銘柄はいくつも出会いましたが、
燗をつけることで、ここまで豹変する銘柄は初めてです、
最初に燗をつけて飲んでいれば、
辛いのか?と言う印象は出てこなかったと思います、
冷で飲んだ時、燗をつけた時の味を想像するのですが、
その想像を超えていると思います、

ウチ個人の主観で断定するなら、
「拓」と言う銘柄、お燗専用、と言い切りましょう、
燗をつけねば、もったいない銘柄です、

あ、そういえば燗冷ましするの忘れてました、

また残りはあるので次回は燗冷ましも試してみようと思います、

「拓」を贈っていただいたマイミクさんへ、
インパクトと意外性の満ち満ちた銘柄を贈っていただき、
ありがとうございます、感謝いたします。

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