仕事柄知りえる諸事情。

今日から隔日ではありますが
某石炭火力発電所の石炭の輸送量を計る
ベルトコンベアスケールの検査に入っています。

ですので、石炭に関する諸事情及び
関西圏における電力供給のハナシが
マスゴミを通すこともなく
ダイレクトに聞けるわけです。

で、さて・・・・・
前野田政権の時に動かした福井県にある【大飯原発】も
定期検査で停止し、原子力規制委員会の検査が終わり
一連の行程が済まないと再稼働できない状態で
すなわち、今また日本の原発は全て停止している状況二あるわけで
そうなってくると、原発以外の発電所はフル稼働を強いられ
それが関西にあっては、より酷い状況となるわけです。

さて、ここで少し世界における化石燃料の事情について・・・・・・

最近になり、アメリカに眠るシェールガスが多く発見され
その量から推測し、今後のアメリカは地下資源で既存の産油国を上回るとされており
これには、さすがのロックフェラー財団も驚き
ついには去年、化石燃料に関する支援の一切から手を引きました。

そして現在・・・・・・・

アメリカのシェールガスが安価であることに危機感を抱いたアラブ諸国は
石油産出量を減らそうとはせず
そのせいで原油価格の下落がいまだ止まりませんね。

とまあ、これが原因なのか何かは判りませんが
ただいま電気を作るために燃やす石炭が
日本に入ってこないのだそうで
例の発電所では、この石炭を調達するのに
日本中から石炭をかき集めてるのだそうです。

燃やすもが無ければ？？？？？？
そうです。
いくら低コストである石炭火力と言えども
電機は作れません。

いくら世界最大級の発電所と言えど
たかだか1kw/hの電気も作れません。


というのが現状です。

でもこれは、どこかの国による【経済制裁】とかではありません。

もしかりに、安いアメリカのシェールガスを使って発電する仕組みを
作り上げていたら？
【経済制裁】と称されては、ガスの供給を遮断されることは必至ですね。


【発電に使う”石炭”が非常に少なくなっています。】と
何故、マスゴミは報道しないのだろうか？