メンヘラきっついよ、ホントに。

別につきあっておる彼女のことではない。そんなものはおらん。数十年おらん。女子生徒のことである。

中学生、高校生ともなるともう立派なメンヘラ女子というのは存在する。

これがもう非常にめんどくさい。正直ぶん殴りたいほどめんどくさい。いや殴らんけど。

こういう女子は「自分さえよければいい」のであって、他人の事情など顧みない。偏見であるが普段から周りから「いい子だねえ」と言われている女子に多い。本来の自分と周りの期待する自分の差に苦しんでいるのだ。

はっきり言う。知るか、ボケ。バカ女が。

オレの手には負えん。負えるわけがない。

だがわかる。気持ちはわかる。しかしだから言うて勝手に塾休むな、クソバカ女が。電話で母親曰く「今日は塾に行きたくない」「辛くて辛くて心が病んでます」だとお。

あー危ないサイン出ましたか。こりゃまずいなあと思う。ここで熱血先生なら家まで行ってズケズケ立ち入って行くところである。

「お前の本当の気持ちを聞かせてくれよ」だのなんだの。

アホか。

ごくせんとかGTOとか。あれはファンタジーである。そうそう素人先生が真似してうまくいくもんではない。

話を聞くことはできる。話を聞くだけで解決する問題も多いからね。だがあくまでもそれは相手が望んだ時に限る。こっちからズケズケ行けるか。望まないのに手を差し伸べたらかえって心を閉ざすよね。

ところでこういうバカ女子の親はもちろん馬鹿である。特にオヤジ。もうかぎりなくクソ。

娘可愛さ余って塾憎しの気持ちはわかるが、こういうバカ女子のオヤジの電話は非常に無礼である。

もう端から横柄な電話をかけてくるのである。実名を上げてもいいくらいオレは腹が立っているのであるが、まあさすがにそれはと思うので松田吉人さんの名前は挙げないでおく。

「娘に勉強をオレも教えている。塾講師のあんたも教えている。それで娘は混乱している。違うんですよ。オレとあんたの教え方は。このままでは娘がおかしくなるので塾はやめます。」

えらい言いようである。このバカオヤジはてめえがいっぱしの教育者気取りなのである。

どえりゃあ自信ですね。僕はびっくりしました。いやもちろん反論とか抗弁とかしませんでしたよ。したらややこしいことになるだけですから。

もうね、お好きな様にメンヘラ娘を教育してください。「高校に入ったらまた数学で世話になるかもしれません」とか抜かしとったけど。

金輪際いやどす。

金輪際いやどす。

高校数学で苦しめばいいわ。ぶははは。このメンヘラ娘が高校数学で苦しむのは明白。その時有能なオヤジさんが手伝ってやればいいんじゃないですかねえ？