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2015年01月18日20:19

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第7回【くさびらの森】ゲームブックリプレイ

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※ここより先はネタバレを含むくさびらの森の深部。それでも進む者は相応のネタバレる覚悟を持って進んでください。


これまでのあらすじ:ウルスは泳ぎが苦手だった。



●アタック04

フフフ。では、くさびらせていただきましょう。

森の中の川というのは、ストーリー的にちょうど中間地点な気がする。
ファイティングファンタジー3巻【運命の森】でも、川はちょうど森の中央を横切っていた。

・花の精を探して川を渡り、くさびらの王に会う。
・ドワーフのもとに着く頃には、くさびら貨なる貨幣を手に入れられるはず。

この2点を目指してがんばってみよう。

では、もはやステイタスは変わらないので紹介するのもどうかと思うが、今回も最弱な第4の挑戦者、エルスの登場だ。

エルス 技術点7 体力点14 運点7

能力は変わらないのだから、先人の経験と頭脳で勝負するしかないぞ。

さあ、村をアリ人の脅威から救うため、そしてくさびらの王妃に会うために森へ入るエルス。
タマゴダケの妖精から息を吹きかけられ、早速王妃と対面して森の状況を教えてもらう。
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キノコパワーを身につけ、森のさらなる奥地へ向かう。
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鋼剣のリュカが助けを求めている! どうする?
助けるのは当然と思うが、ルートを変えるためにもここはあえて放置してみることにした。
前回助けようとしたら、ガチバトルで体力を4点まで減らされてしまったというのも大きい。

『この冒険では、不要な戦いを避けたり、戦いに至っても積極的に逃げたりすることがもっとも有効な手段であることがあります。アランツァ世界で活躍する超一流の戦士と比べるとほんの少しばかり弱い君にとって、これは重要な教訓となるでしょう』

ゲームを始めるにあたって書かれている、戦いについての注意事項だ。
むやみに戦いをしかけることが正解とは限らないこともある。
大丈夫。リュカならきっと一人でも逃げ切れるさ。

そう言い聞かせて先へと進む。
すると丘に登るか川に向かうかの選択肢が来た。

そうか。
考えてみたらリュカがいないとドワーフの情報がないから、ドワーフ小屋はスルーしてしまうのか。
スルーすべきでないポイントだったことに今さらながら気づく。
ちょっと考えればわかりそうなものなのだが、プレイを重ねている時って案外気づかないものだな。

ならば丘へ向かおう。
丘では大カマキリがアリ人どもと戦闘中なポイントだ。
良し。
こっちは前はスルーしたが、今度は大カマキリの加勢に入るぜ!

アリ人たちは、突如踊りこんだ俺に混乱している。
この混乱に乗じて1対1の戦いにもちこんだ。

アリ人、ジャックジャンパーは6体。
うちランダムで選ばれた1体を大カマキリが担当する。
残る5体から好きな1体を選んで戦えるのだ。

常識的に考えれば、アリ人を退かせるにはヘッドをつぶすのが一番だ。
だが正直に言って俺に頭をつぶせるほどの強さはない。ないのだ。
最も弱いものを狙うほかない。

俺も大カマキリも、そつなく敵を倒しきった。
ますますいきりたつジャックジャンパーたち。
やっぱりリーダーを潰さねばダメだったか。

カマキリは羽根を広げ、飛び立つ。逃げやがったーーー!!
俺もそのタイミングで撤退だ。
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この際、ジャックジャンパーのアゴを入手することができた。
さらに「ハヤブサカマキリの恩」をメモするよう指示があった。
ここでカマキリを助けたことが、未来に何か影響を及ぼすのかもしれない。
そんな未来にたどり着ければ、だけど。

アリ人たちをまいたところで休憩タイム。
美しい花の咲いた木の根元だ。
休憩だけなら目先を変えて、今回は木の根元ではなく下生えの方に行ってみよう。

そこで俺は、小さな花が咲く瞬間を見ることになる。
こぼれる雫をそっと受け止める。
実はその花こそが花の精だった。
木の根元にあった美しい花はフェイクだった模様。

ここで手に入れた花の精の力「花のしずく」は1回限りの使い切り。
「美しい花」の咲いているところで使うことができるという。

と、ここで「妖精の息」を受けていると、小さな花にさらなる変化が。
そのまま花の精の誕生を見ることになった。
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妖精の息を受けているせいか花の精に気に入られ肩にちょこんと乗っかってくる。
花の精が一緒にくっついて来ることにより、本来1回限りの使用だった「花のしずく」の使用制限がなくなった!
うっひょう使い放題だ!

さあ、旅を再開!!
エルスは川に出た。


次回、今度こそ、ついに川を渡ることはできるのか?



登場人物
エルス 第4の挑戦者。花の精に気に入られている。
くさびらの王妃 キノコの王妃。おいしい。
ハヤブサカマキリ 果たして人間に恩を感じることがあるのだろうか。
ジャックジャンバー 殺人アリ人。
花の精 幸せをもたらすと言われてる。どこかでひっそり咲いている。



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