もう先週の3連休の話となりますが1月11日(日)は恒例の地元習志野演習場へ、8年連続13回目となる第1空挺団の降下訓練始めを見学しに出動しました。海属性ですが年に何回か地元陸部隊(習志野、木更津、松戸など)を見学しています。
写真左:防衛大臣などを乗せ着陸するCH−47J
写真中:C−1からの降下
写真右:C−130Hからの降下 いずれも13式空挺傘によるもので両側の扉から降下しています。
夜明け前の0604の電車に乗り0611に津田沼駅に到着し、そこからバスに乗り0700頃に習志野演習場に到着すると、既に50人程並んでおり0830の開門時にはかなりの長蛇の列となっていましたが、年々人手が増えているようです。そして、開門と同時に入場し奥の高台の最前列を確保することができましたが、最前列は例年にみない速度で直ぐに埋まり、背後はあっという間に身動きが取れない程の列となりました。
同行したマイミクさんと交代で千葉地本へ痛車を眺めに行ったりと、凍えるほどの寒さはなく1100の開始までの2時間半を過ごしました。空模様は快晴、絶好の降下日和となりました。そして1050試験降下員の降下を眺めていると、1105頃から空挺団長等が降下始めし、その状況を上空から眺めていた防衛大臣がCH−47Jから降り立ち状況開始となりました。
(左)確保した場所からの眺め
(右)千葉地本の痛車
(左)試験降下
(右)CH−47Jから空挺団長等が降下始め
(左)CH−47Jから降りる統合幕僚長 の場で海自陸上戦闘服は初めて見た気がします。
(右)同じく防衛大臣一行
まずは初降下、様々な航空機から様々な降下が行われました。
(上)CH−47Jからの自由降下 同時に12人も降下したのは初めて見た気がします。
(左)着地する自由降下
(右)UH−1Jからの落下傘降下
(上)CH−47Jからの落下傘降下
(左)C−1からの12空挺傘による落下傘降下
(右)C−130Hからの13式空挺傘による落下傘降下 片側と両側の扉から降下する違いが分かります。
そして第2部として最近流行りの敵の侵攻を受けた占拠された島嶼(習志野島)を奪還するという想定が始まりました。まずはP−3Cによる周辺海域の哨戒が行われ、偵察員の自由降下と主力の落下傘降下となりました。
(左)習志野島周辺海域を哨戒するP−3C
(右)CH−47Jから自由降下する偵察員
(上)13式空挺傘により落下傘降下する主力 両側の扉から降下が可能となり1回に降下できる人数が倍となり、その密度が高いです(今までは1回に10名でしたが倍の20名となっています)。
次回は第2部の様子をヘリの空中機動を中心に記します。
ところで昨日1月14日に防衛省平成27年度予算(案)の概要が示されましたが、
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2015/yosan.pdf
海の話題で注目は次の点です。
・固定翼哨戒機P−1の長期契約による一括調達 7箇年度で20機
・8,200トン型イージス・システム搭載護衛艦を建造 併せて2隻目のイージス・システムも併せて調達
・新哨戒ヘリコプターの開発
・民間海上輸送力の活用に係るPFI事業 民間船舶の長期安定的な確保及び活用
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