破裂

バイトに行ったら発泡酒(ロング缶)が破裂した。
そりゃあもうシャンパンよりかなり景気よく。
お客(おっちゃん)と私は逆に冷静になる。
こんな景気良く暴れる無機物に対して慌てても意味がない。
おっちゃんは代わりの商品を持って来て、私は袋を3重にして缶を封印した。
兎に角お客様には帰ってもらって、私ともう2人で床を拭きまくって
私は目に金麦が入って「目が、目がぁ〜!」となって
何とか稼働可能にした。しかしここで問題が。

　Σうわっ…私の制服の袖、金麦臭しすぎ…？（≡д≡；）ｶﾞｰﾝ

エプロンとスラックスも金麦臭がする。
破裂した暴れ金麦を制圧する際に色々かかってしまった様子。
これはお客様から「こいつ飲酒勤務してる…」と思われても仕方ない。
しかしあと20分だしやる。
終わってからすぐ母に電話して迎えに来てもらったけど
嫌いなパートさんに会ってしまい「送ってあげようか？」とか言われて
冷や汗掻きながらやっと自然な風を装って逃げてきた。
あんたの車なんて乗りたくないー！！見えてる地雷原じゃないですかヤダー！！


そう言えば2月27日で勤続６年になります。
いつまで居る気だろうホント…(＝＿＝；)
パートになれって言われるけど、パートになると6時間働く日が出てくるし
仕事の内容も増えるでしょ？そんなのやだもん。
もう20代のプラプラした若者じゃいられなくなるってわかってるけど
だってヤなんだもん。ヤなんだもん。
それに私ホントにやりたいことは別にある気がするから
まだ固ゆでジョブに就きたくないんだもん。自由時間無いと死んじゃう！！
とか、冬季鬱で何もできないからしんどい考えるの免除されてる陰で
こんなふわっふわした考えがあるから焦る。

でも昔の日記(バイト始めたばかりの七転八倒してたやつ)を読むと
「コノ私が今ではみんなからビックリされるような袋詰めをしたり
　独りぼっちで描いてたイラストを職場に持ってったら凄い評判が良くて
　人から頼まれたりするようになるんだよな…」
と思ったら少し泣けた。
やはり人と違って伸び方に偏りが出て、あの頃苦手だったことは今も出来てない。
でも「これは出来るな」と思ったことは格段に伸びた。私は成長した。
まぁ伸びそうなところは知ってたけど(*￣ー￣*)ふふん!!
今の絵柄もきっと皆に必要とされたから出来たんだと思う。
ずっと部屋で独りでニコ動見てたら今のタッチは無かったかもしれない。
(落書きだけで『作品』にはならなかっただろう)

こう言うのはなんか怖いけど、自分にとって大きく＋になった6年だった。
必要とされることはとても嬉しい事だな。