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2015年01月10日10:44

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「ドン・ジョン」を見ました

ジョセフ・ゴードン=レヴィット監督     角川フィルム



ついに、初監督作品です。劇場に観に行かなければ行けなかったと昨年1番後悔している作品。ジョセフ・ゴードン=レヴィットが出演しているとそれだけである程度満足できてしまう程の役者さんではありますが(もちろん個人の感想です、すべての鑑賞者の印象を確約するものではありませんw)、この予告でびっくりですが、内容は見て頂かないと分からないとは思いますが、非常に深い作品に仕上がっていると思います。決して巨匠になるタイプの役者/監督ではありませんし、間違ってもイーストウッドやベン・アフレックとは違うタイプではありますが、このまま監督業だけにはなってほしくない役者ジョセフ・ゴードン=レヴィットが観たいです。


イタリア系のアメリカ人ジョン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は家族と信仰を重んじる男。しかしただの家族と信仰を重要視するだけでなく、家、車、そしてガールハントを趣味としています。そんなジョンは友人たちから敬意を表しドン・ジョンと呼ばれています。毎日プレイボーイとして暮らすジョンはある日セクシーな美女(スカーレット・ヨハンソン)を見つけ・・・というのが冒頭です。


え〜非常に生々しい話しですし、まぁ誰にでも経験(?)のする、男性あるある話しなんですが、そこを我慢できるなら女性に向けた映画と言えなくもない作品ですし、下品なだけで終わらせないのがジョセフ・ゴードン=レヴィットです、流石です。


用意周到な男性向け布教作品とも言えるかも。


またキリスト教カトリックの懺悔という行為が生み出したモノが何だったのか?についても考えさせられます。私は正直この懺悔というシステムは既にテクノロジーによって駆逐されてしまったと感じました。


個人的には体育館の通路を歩く一連の描写に、演出として、監督としての何かを感じるのですが、やはり役者として年齢を重ねて欲しいですね。
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