（模）　ファインモールドの61式戦車　その5

塗装の前に洗浄とかすることもあるのだけど、国産キットだし離型剤の気配もないので、
ブラシ、タミヤのモデルクリーニングブラシで軽くホコリを払うだけにした。
今から洗浄するのはアンテナガードやら何やらの破損が恐ろしいし。

最初にガイアノーツのマルチプライマーをエアブラシにて吹き付けた。
今回は金属パーツがあるから使ったほうがいいかなあ、などと。
普通ならこのあと缶サフェーサーを吹いてしまうのだけど、
砲塔の細かいモールドなどが消えてしまいそうなので、今回はなしで。

その代わり、というわけではないけど、やはりガイアカラーの黒サフを使うことに。
サフェーサーと言ってもどっちかとうと下塗りというか塗料っぽい塗り心地かな。
黒のままでは違和感があるので、ベースホワイトを少し混ぜて濃いグレーにした。

黒サフにはプライマー効果もあるらしいので、マルチプライマーが必要ない気もするけど、
金属パーツとか使っているときは重ねたほうが安心できる気がする。
あくまでも気がするだけで、本当は必要ないのかもしれない。

オリーブドラブは発色が悪いというか、黒に重ねると汚い感じになる印象なので、
自衛隊車両には似合わないなあ、と考えたので、下塗りの上からグレーでハイライトを入れた。
ベースホワイトの比率を少しづつ増やして何回か吹き重ねてみた。

説明書の指定カラーは「OD色2314」クレオスの特色セットの色。
家にあったので、この色を素直に使うことにした。
薄めてエアブラシで塗っていったのだけど・・・あらら、予想外に発色がいい！
なんだか下塗りが無駄だったのでは、と思えるほどに隠蔽してしまった感じ。
ちょっと塗装がツルンとしてしまったかなあ。う〜む、どうしたものかな。