（模）　ファインモールドの61式戦車　その2

Ｔ字型のマズルブレーキは61戦車の特徴のひとつだと思う。
これを幼いころに刷り込まれて戦車といえばこれ、と思っている人は案外多いと思う。
とくに戦車とかあまり興味ない人とかに多いような気がするのだけどなあ。

箱絵横の写真などと見比べるとちょっと肉厚かなあ、という気がするので削ることに。
シモムラアレックのF-V6とかいうツール。このシリーズはなかなか使いやすいと思う。
棚に紐を通してぶら下げておこう、と思い、電動ドリルで穴を開けようとしたら、
鋼鉄に弾かれて家庭用のドリルでは穴を開けることができなかったのが難点といえば難点。
難点というかイチャモンだね。それだけ硬いのでタフに使っても平気なのだし。

キット付属のマフラーカバーのエッチングパーツには曲げ作業用の治具が付属している。
これがあるとだいぶ楽に曲げられるような気がする。

エッチングパーツは不得意というか苦手意識があるのだけど、艦船模型やら何やらで
それなりに数をこなしていくうちにそれなりの手順というかコツがつかめたような気がする。
タイルのかけらもそのうちのひとつで、この上に置いてアートナイフで切り出す。
エッチング用ハサミでもいいのだけど、メッシュみたいなパーツの時はアートナイフのほうが
不用意に曲げずに切れると思う。デザインナイフだと刃欠けすることがあると思う。

というわけでファインモールド純正のエッチングパーツセットなどを組み込んでみた。
エンジングリルのメッシュカバーとライトガードなどのパーツがメインなのかな。
まだいくつか余っているので、これから組み込むのだろうけど。
ライトガード用の治具も欲しかったかなあ。試行錯誤したのでガタついてしまった。

砲塔上の擬装用のコの字金具は削りとって0.3ミリの金属線に置き換えた。

牽引ワイヤ用にタコ紐がキットには付いているのだけど、手持ちのパーツから
モデラーズの0.8ミリの金属ワイヤーを使って再現することにした。