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2014年12月29日10:37

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てやんでい!

レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。

今回プレイしたのはFC「キャッ党忍伝 てやんでえ」です。
テクモより発売のアクションゲーム。
もとはタツノコプロのアニメ作品ですね。

アニメは、ぼくがちょうど小学生のころにやっていて、めちゃくちゃハマってました。
未来都市でアニマロイド(動物を模した人型ロボット)が生活するという世界で(未来なのにモチーフが江戸時代)、主人公たちは忍者猫ロボ。普段はピザ屋で働きながら、秘密忍者として悪者を退治するというヒーローモノです。
脚本はあかほりさとるで、随所にギャグやコメディがちりばめられ、笑いながらも最後はカッコよく締めるという流れが秀逸でした。

さてアニメはおいといて、ゲームの話をしましょう。
本作は横スクロールアクションで、3人(匹?体?)のうち一人を選んでゲームスタート。ジャンプ、斬る、ゲージ消費の忍術を使いながら進みます。
オプションでサポートロボ4体を使うことができて、こいつらを絡めてステージを突破していきます(いわゆるロックマンのラッシュ)。

難度はかなり低めに設定されていて、ぼくは初見でしたが終盤までコンテニューなしで進めました。
ボスもゴリ押しで何とかなる場面が多い(というか離れて戦ったほうが辛い)ので、詰むという感覚がほとんどなかったです。

忍術に関しては「惜しい」という感じ。
どういうことかというと、忍術はどのキャラも3種類あって、道中で「忍」というアイテムを取ることで切り替わるんですけど。
まあ、弱中強の順番にスライドするイメージなんですが、ほとんどボス戦でしか使わないんですよね。
特に強忍術は、ゲージMAXでも2発しか撃てない。威力は高いと思うんですけど。
弱は正面に直線的にしか飛ばないから大して役に立たない。中は3方向くらいに飛ぶので便利ですが、道中で使ってしまうと、強忍術のゲージが足りなくなってしまうのでやはりもったいなくてボスまで使えない。
これがロックマンのように、術ごとにゲージが分かれていたなら、場面によって使い分けるということもできたでしょうけど、ね。

あとは、ザコ敵にもう少しバリエーションがあったらよかったと思います。
キャラはそこそこ多いんですが、同じ動きや、同じギミックを使いまわしているのが非常に多い印象を受けました。
まあ、ファミコンなので、できることにも限界があるかもしれませんが、ちょっと残念です。

さて、アクション本編の前後に、小芝居というか、ドット絵ストーリーが入るんですが、これがよく出来てて「おっ」と思いました。
ファミコンにしては、原作再現を非常に頑張ってます。
願わくば、セリフの早送りがあるともっと良かったんですけどね。
でも、だいたいテレビのストーリーに沿って進んでいくので、懐かしさもあいまって面白かったです。

総括すると「原作ありファミコンソフト」としてはかなり出来がいいです。
アクション単体として見ると、難度は低いもののバランス自体は良いほうだと思います。
もし原作に少しでも思い出がある人ならば、プレイしてみて損はないと思いますよ。

ちなみにこれがOP(画質悪いですが)↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14515246
【キャッ党忍伝てやんでえ】 OP&ED+おまけ

かっぺえ、折笠愛までは覚えてたけど、スカシーの声が小杉十郎太・・・なんという衝撃の事実www
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