２０１４年１２月１４日（日）晴れ
静岡県浜松市の「浜フェス歌謡選手権」に出た。浜フェスとは「浜名湖ミュージックフェスティバルin浜松」の略だ。
賞はおよそ10種類ありステージには50本位のトロフィーが飾られていた。出場者は全部で108人だからほぼ2人に1人は受賞できる計算。
6月に静岡演歌塾で初めて上位入賞した時の賞品は盾だった。時計付きで値段は高そうだけど地味な色で全然目立たず、ずっと客間に飾ってるのに誰も気づかない(T_T)
トロフィーなら金色に光り輝いて嫌でも目につくだろう。どうせなら真ん中の一番大きいグランプリ賞のがイイネ。 今日はマジで上位入賞を狙ってきたのだ！
大会はAM9：30に始まった。出場者は年配の人が多いがみんな堂々として上手い！
私のエントリー�發�75番。PM1:00頃やっと出番が来た。曲は10月の豊橋歌謡選手権と同じ「鞆の浦慕情/岩佐美咲（AKB48）」。
豊橋では一次予選は通ったけど、120人のうち決勝に進む30人には残れなかった。でもあれから歌い方を修正してみっちり練習してきたんで今日こそぜったい大丈夫！
1コーラスだけなので1分半ほどで歌い終えた。後は審査結果を待つだけだ。
全員の歌唱が終わり、PM4：30頃3人の審査員さんが書いてくれた寸評と採点表をもらった。ドキドキしながら読む。まずは審査委員長さん、80点満点中67.1点しかなかった。
寸評は「やさしく語りかける歌唱はとても良いですね！高音の伸びの割に低音部分の響きが不安定になりやすいので、より力強く勉強してみましょう！」とあった。
さすが専門家、痛い所を突かれた。
ラジオディレクターの審査員さんは3人の中で1番高い71.5点をくれた。
「とても若々しく力強い歌声に感服！全体の構成力もナイスでした。」だって。若々しいってのが嬉し〜(#^.^#)
作曲家の審査員さんは71.0点で「大変ノリノリで歌われました。気持ちよく聴ける歌です」だった。
3人合計で240点満点中209.6点しかない。せめて220点はないとダメじゃないのか？上位入賞は230点以上？とたんに不安になった。
PM5：00、発表の時が来た。呼ばれた人はステージに上がって賞状とトロフィーを受け取る。
まずは一番下のランクの浜フェス賞から。10人位が呼ばれてぞろぞろとステージに上がる。
下位の賞なので賞状とトロフィーは審査員じゃなくスタッフから手渡されるだけ。トロフィーもすごく小さい。
私はできるだけ後の方で呼ばれるのを期待した。できるだけ上位で、できるだけ大きいトロフィーの方で…。
続いて敢闘賞の発表。これも10人位呼ばれ、その中に「75番、安形元成さん」なんて声が聞えた。あちゃ〜もう呼ばれちゃった(+_+)
しぶしぶ他の受賞者とステージに上がる。スタッフから賞状とトロフィー、箱をもらって客席に戻った。
トロフィーを膝にのせながらため息ばかりついた。上位入賞どころか108人中30〜40位程度での受賞じゃちっとも嬉しくない。
相撲の敢闘賞ならスゴいけど、ここの敢闘賞は10人もいるんだもんな。私がほしかったのはこんなじゃなくてもっと上のランクのだ。
でも何もナシと思えばはるかにマシか。もっと上手くなればいいんだ。気を取り直してトロフィーを抱いてるとこを写真に撮ってもらい、奥さんと娘に「敢闘賞だった」とだけ書いてメールした。
3人からそれぞれお祝いの返信が来た。奥さんはちょうどジムの仲間と女子会の最中で、私の写真をみんなに見せたら、
「敢闘賞なんてすごい！」「安形さんのご主人すごい〜！」と大盛り上がりなんだと。
あ・そっか〜賞のランクなんて部外者にはわかんないんだよな。じゃあよけーなことは言わんどこう(^^ゞ
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