前回書いた4月12日から13日にかけての札幌行きの翌週、4月20日（日）にはまたしても日帰りで札幌に行っていますが、この時のことについてはあまり記すことがありませんが、琴似方面での用務を終えた後は、またしてもはまなすで午前3時過ぎに帰着して出勤することとなりました。
その日、手稲サッポロスターライトドームでは5年連続の来札となる新居昭乃さんのライブがありましたが、札幌まで行っていながらも訪れることはできませんでした。
前年（2013年）も4月21日（日）に新居さんのサッポロスターライトドームでのライブがあったのに行けなくて残念ではありましたが、日帰りで弘前と青森に旅をして、じょんさん平沼さんatomマスターらの皆さんとの遭遇があったことは以前に書いたとおりです（JRへの爆破予告電話の影響で帰りが大幅に遅くなるという余計なこともありました。）。
その後はゴールデンウィーク中の4連休に旭川に帰省はしたものの、これまた行って帰ってきただけで特に記すことはありません。その次はとなると、5月16日（金）に始まるtricolorの北海道ツアーとなります。
tricolor3年ぶりとなる2度目の北海道ツアーの日程については、3月末頃には既に把握していたのだったと思います。3月29日（土）仙川森のテラスでの野と花のライブに赴いた時には、既に札幌はkamiyaで知床は知床第一ホテルといったことをわかった上で中藤さんとお話しした記憶があります。その際、土曜日から月曜日までの3日間は関西からさいとうともこさんが加わるのだということを初めて教わり、それは行きたいですねと申し上げたのでした。
ツアーの日程は5月16日（金）札幌、17日（土）豊頃、18日(日)帯広、19日(月)鷹栖、20日（火）中富良野、21日（水）知床の約1週間でした。豊頃から鷹栖までをさいとうさんがゲスト参加されることになります（さいとうさんは初北海道だったそうですが、豊頃、帯広、鷹栖というのが初北海道としてどうだったのだろうということは、5月末に函館で中村さんもおっしゃっていたと思います。）。
金曜日の札幌は仕事を午後から休んででも駆けつけたいところです。鷹栖などは私の郷里に近いのですが、金曜日休んで月曜日もというのは休みにくいということと、鷹栖から道南に帰着するには月曜日だけではなくもう1日休みが必要となってしまうということから、tricolorは金曜日から日曜日までの3日間と考えていました。日曜日の帯広は早い時間なので、うまくすれば日付けの変わる前に帰り着くことができるかもしれません。
ところが、車を運転しない私には、最寄駅から距離のある17日(土)の豊頃に若干の危惧がありました。池田駅からもたどり着くことはできるのかもしれませんが、豊頃駅や十弗駅には特急は止まらず、JＲの本数も少ないのではないかと思われます。
一方、17日（土）には我が北海道勢のSelje Fiskのライブがのやでありました。最初はtricolorの北海道ツアーと重なることから断念する気持ちだったのですが、事前に香聡庵のみかさんのブログ上でのナカムラちゃんさんらとのやり取りもあり、赴くのが難しそうな豊頃に替わって17日（土）は札幌にもう1泊し、18日に（日）に帯広に向かうことに最終的に決めました。
あらさん、よこたにさん、ビヨルンに加え、たまみさんのフィドルを一度きちんと聴いておきたい気持ちがありました。
たまみさんは数年前に道外からおいでになったのだと思いますが、JJF北海道ツアーの際にジャックでのセッションに加わっておられるのをお見かけしたことはあったものの、よくお見かけするようになってきた頃に私が札幌を離れてしまったこともあり、まとまった演奏を聴く機会は得ないままでした。Selje Fiskという魅力的なユニットのライブはその機会に相応しいものと思われました。
S氏はtricolorのお三方のことはよく承知しており、16日（金）のkamiyaには行くとのことでしたので、その夜はS氏宅への宿泊をお願いしてありました。翌17日（土）も帯広方面に向かわずに札幌にもう1泊することになりましたが、別行動となる日にまで宿泊させてもらうのは厚かましいと思われましたので、のやでのライブ後はS氏宅にも近い琴似のホテルヤマチに泊まる手筈を整えました。
tricolorに話を戻しますと、北海道ツアー初日の札幌は南3条西7丁目kaku1階のkamiyaです。ここは前年(2013年)9月に中村さんがmomo椿*でお出になった場所でもあります（森のテラスで中藤さんが、中村君がジョンジョンで出たことのある場所、というようにおっしゃったので、momo椿*じゃなかったでしょうかと申し上げた記憶があります。）。
3年前の時にはジャックでのセッション、のやでのRINKAとのジョイントと、首都圏と北海道のアイリッシュ関係者の交流が嬉しかったものですが、それから3年、中でも北海道出身の中村さんがJJFをはじめ何度も北海道にやってきて独自の人脈を築くに至りました（ただ、そうした交流が見られないのは若干寂しくもあります。）。
kamiyaの開演は19時半とのことでしたので、19時頃に入場すればよいのではないかと思われました。2013年夏に相次いだ出火事故や脱線事故以来、JR北海道のダイヤはめまぐるしく変わっていましたが、2013年11からの減速減便、2014年3月のダイヤ改正を経て、この時点で午後半日休んで札幌に向かうとなれば、12時30分発のスーパー北斗だと15時58分着、その次の14時13分発の臨時特急だと18時14分着といったダイヤだったようです。
次に来る時用の特急回数券購入や書店巡りを済ませておきたいことを思えば、18時14分着では1時間もなくて時間が足りないことから、おそらく午前中のうちの11時過ぎ頃から休暇を取得し、12時30分発のスーパー北斗で札幌に向かったのではなかったかと思います。
おかげで時間はたっぷりあり、札幌駅北口のサンコスモで特急回数券を入手し、ジュンク堂で双葉文庫の眉村卓さんや岸本葉子さんの新刊、会社法の判例の本といった買物をした後も時間があり、以前にジュンク堂でいろいろ買い込んだ時にもらったカフェの無料券を使ってコーヒーか何かを１杯飲んだような記憶があります。カフェの無料券はたまにもらうのですが、使わずに期限が切れてしまうことが多かったのでよかったです。
それでもまだゆとりがあって、kakuの近くまで行ってからも狸小路のベンチに腰掛けて時間をつぶしました。雨模様になって傘を開いたのではなかったでしょうか。tricolorの北海道滞在中は大変寒い日が続き、翌々日、外気と接する構造の帯広の古柏堂では身体がかなり冷えて、東京方面からのお客とともに中村さんのお母様からジャンパー類をお借りしたものでした。
19時になってkakuを訪れても開場を待つ客はまだ私一人でした。雨模様ということもあり、入り口から入ったところにあるkamiyaへの細長い通路で待たせてもらいました。
そうこうするうち中に通していただいたのですが、特に予約等はしていない旨を申し上げると、どこでこの催しを知ったのかのお尋ねを受け、どのように説明すればいいか迷っていたところ、Facebookかというので、それも間違いではないと思い頷きました。すると、Facebookでイベント参加を表明していたことを把握しておられたようでで驚きました。予約料金にしていだける等はありませんでしたが。
あまり予約をしないのと同じ心理で、緊急用務等で行けなくなることを恐れてそうした参加を表明することは私には珍しいのですが、帯広の古柏堂の予約方法がFacebookだった関係上、kamiyaも招待をいただき参加にしてあったのでした。
kakuは互いに関係のありそうな種々のテナントが1階や2階に入居する複雑な構造ですが、まず2階のカフェで待機するよう案内されました。ライブのお客はそこでティー類を1杯いただけるとのことで、飲みながら待ちました（続く）。
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