レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。
今回プレイしたのは、GBソフト「カーブノア」です。
コナミより発売のダンジョンRPG。
あ、ダンジョンRPGといっても、ウィザードリィ系じゃなくて、ローグ系と呼ばれる、いわゆる不思議のダンジョンみたいなやつです。
みたいなやつ、というか、むしろこのソフトこそが元祖なんじゃないでしょうか。年代的に見て。
ダンジョンに潜り、アイテムを漁りながら目標を達成する。
プレイヤーが1アクションするたびに敵も1アクション動く。
ダンジョンは突入するたびにランダム生成される。
これらの特徴を持った最初のゲームなのでは。たぶん。
少なくともコンシューマでは初だと思います。
システムは極めてシンプルです。
キャラの成長はなく(ダンジョンレベルによって初期能力に違いはありますが)、アイテムの持ち越しもありません。
ミッションは4種類あって、それぞれに難度レベルが設定されています。レベル1をクリアしたらレベル2、というように突破していき、最大10レベル(マスターレベル)まであります。
ミッション4種類は以下の通り。
モンスター狩り・・・一定数のモンスターを倒す。
コイン集め・・・コインを一定数拾う。
妖精の救出・・・檻に捕まった妖精を一定数助け出す。
オーブ集め・・・アイテム「オーブ」を一定数持ち帰る。
どのミッションも1プレイ自体が短く、10〜15分でクリア(あるいは死亡w)というお手軽さがいいですね。
ただし、シンプルですがバランスは絶妙。ミッション失敗しても「なんの、今度こそは!」と挑んでいける楽しさを持っています。
基本的にプレイヤーの戦闘力は低めで、強化アイテムである剣や盾を入手する前は逃げ回ることになります。
弱い主人公を、知恵とアイテムでフォローしながら探索を進めていく。「敵に殴られたくない」というスリルを味わいながらのプレイは、手に汗にぎりますよ。
敵は、いろんな種類が登場しますが、すべて固有のパターンどおりに動きます。
プレイヤー目掛けて追いかけてくるのは4種類しかおらず、他の敵は自分の移動ルートを繰り返し動くだけです。
それを把握し、接触しないようにやり過ごしながら進めていく様は、RPGというよりパズル的な印象ですね。
ちなみに上に紹介したミッションは、簡単な順に書いてます。
モンスター狩りが一番楽。一定数倒すといっても相手を選ばないので、いかに弱い敵を狩っていくか、ただそれだけです。最初のうちは逃げながら階段を下りていき、強化アイテムの剣を取ってからバンバン殺していく爽快感。
反対に、最も厄介なのがオーブ集め。
このゲームは、アイテムを8個まで持てるんですが、オーブ集めはその貴重なアイテム枠を圧迫するんですよ。
もちろんミッションレベルが上がるごとに集める個数は増えていき、マスターレベルになると8個フルに集めないといけない。ダンジョンを潜るごとにキツくなっていくという仕様に、ぼくの心も折れかけましたw
そんなわけで、不思議なダンジョンシリーズが好きな人は、ぜひやってみてほしいゲームです。
ちなみに紹介動画でもごらんアレ
<GBゆっくり>第五回 カーブノア
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20153630
ログインしてコメントを確認・投稿する