許せない

■栃木の犬の大量死、死体にチップ　県警、飼い主特定急ぐ
(朝日新聞デジタル - 11月08日 02:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3131910

私は絶対に許さない・・・・・無論法的な意味合いでは無く、１人の人としてだ。


私の家ではかつて犬を飼っていた。高校生だった姉がバイトをして買った犬だったが、私には家族が一人増えたような気分だった。

やがて姉は嫁ぎ、家には両親と私と犬だけになった。やがて私も社会人となり仕事をするようになると犬との時間が次第に取れなくなっていった。


ある日、父がいつものように犬と散歩に出かけようとすると、犬の呼吸がおかしいことに気付いた。そして私と母で動物病院に連れていき、獣医からこう言われた『肺の部分にがん細胞のようなものが確認できた』と・・・・・・

私は一瞬戸惑った、いつも当たり前のように一緒にいた犬が、難病に侵されていることを素直に受け入れられなかった。


その１週間後の朝、犬は死んだ。よほど苦しかったのか亡骸は苦しそうな表情だった。


その後、丁重に供養し火葬してから庭へ埋葬しました。私は火葬から埋葬まで終えても自分自身の中で受け入れられなかった。ただひとつだけわかっていたことは『家族同然に思っていた犬を私は守ってやれなかったんだ』という自責の思いだった。


私は今でも思い出しては後悔している。犬は今まで幸せだっただろうか。ただそれだけが亡くなってから１年と数カ月が経過した今でも心残りとなっている。


だからこそ、このような動物をゴミのように遺棄する人間が許せない。これは法としての問題ではなく、人としてどうなんだという問題だ。