先週末は宇治のキャンパス公開で、放射線教育活動をしてきましたが、
来週の土日も科学の祭典京都大会で同様の活動をしてきます。
11/8,9(土、日)
会場は京都市青少年科学センター (京都市伏見区)で、
最寄り駅は京阪の藤森。駅から少し歩きます。
ブース番号は A6 です。
10:00-17:00 でやっています。
放射線を出す身近な試料の測定、
宝探しゲーム、霧箱観察などを予定しています。
宝探しゲームは、弱い線源を平べったいアマゾンの段ボール箱の中に入れて、
箱の上から線源の場所を探す物です。
元々は汚染検査の模擬として学生実験でやっていたのですが、
目に見えない物を検出器で探す、と言うのが意外と放射線教育の本質に近いのではないかと。
霧箱は、科学の祭典滋賀大会(彦根会場)でペルチェ冷却霧箱の見やすさに驚いた物の、
宇治のキャンパス公開で借りた際には調子がイマイチで、購入すると高価なこともあって、
現在ペルチェ素子を使った霧箱を自作中です。
熱伝導関係の素材は自分の研究でも取り扱っていたり、
古くから PC の世界では様々な物が使われているため、
かなりなじみが深いので、色々いじって遊んでいます。
ペルチェ素子自体は今回初めてですけど。
今後一般の学校などでも製作できるように普及も考えて、
電源やクーラーなど出来るだけ入手しやすい民生品に絞って構築しているので
なかなかうまくいきませんが、果たして来週中にうまくいくでしょうか?!
まあ、安定して動く高温型霧箱(エチレングリコール使用)もあるので、
間に合わないときはそちらを使いますけど・・・
私は両日ともに参加の予定ですので、お暇な方は是非お立ち寄り下さい。
入場は無料です。
対象年齢は、5歳ぐらいから、上は無制限です(^^;
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