御嶽山噴火

最近年のせいか前の事が思い出せなくなっているのか、それとも今年に限って悲惨な事件、悲しい事故（災害）が本当に多くなっているのか、とにかくも様々なショックを感じつつも自分たちの生活を平静に維持するという作業が苦しく感じるようになって来ています。（とはいっても普通どおりに過ごすしかないのですが）


御嶽山は紅葉の名所でアクセスも良く、森林限界近くまで車道が付いている事から登山やハイキングルートとして有名でした。

私はたまたま行った事はないのですが、近ければ多分足繁く通っていたものと思います。

自分が中学、高校で登山を始めた頃は、山は本当に若い山男（一部果敢な女性もいた）の世界で志す人数そのものも少なかったと思います。でも、その頃から「山なんて危ない」と家族に大反対され、合宿の度に変な覚悟をしたものでした。（全く勝手なものですね、しかもその精神的負担を現在は自分の家族にも与えていると思うと心苦しい）

富士山に良く行きますが、常に落石（地震）のリスクは念頭に行動しているつもりでも、こうした爆発的噴火では覚悟だけで防げるものではないなと感じていて、色々なものが便利になっても、自然の脅威そのものは以前と全く変わらないのだな、と再認識しているところです。


まだ見付かっていない方も多く１日も早い生還を祈っていますが、亡くなられた方には働き盛りの方や学生さん、紅葉を楽しみに出掛けた熟年の夫婦など色々な方がいらしたりで皆さん無念だあったろうなあと思っています。
献身的な救助隊の方のご無事と、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

大型の台風が迫っています。今回も大きな災害がどうか起きませんように、と祈っています。

28日の夕日（火山灰の影響があるのか、ぼんやりとした大きな夕日でした）