音楽には様々なジャンルがある
ロック、ポップス、レゲェ、クラシック などなど
枚挙にいとまがない
これらのジャンルの分け方や呼び方は
人が互いにコミュニケーションをとる際に便宜上、大雑把な掴み方で語る事が出来る様に生まれたモノだと、私は考える。
だが本当のところは、ジャンルなど存在しないのだと私は思っている
音楽のジャンルとは
「 アーティスト自身そのもの 」 なのだ
ある複数(若しくは無数)のバンドを一括りにして 「 ロック 」 だと語るのは
私には抵抗感がある
A というアーティスト(ソロ/バンド不問)の作品は遍く
「 A 」 というジャンルなのだと 私は思うのだ。
つまり音楽のジャンルとは
「 アーティストの数だけ存在する 」 という考え。
私の中では 「 ミュージシャン 」 と 「 アーティスト 」 とは明確に違う
ミュージシャンとは 「 音楽を奏でる者 」
アーティストとは
「 一己の独立したカテゴリーを開拓した者 」 + 「 広く一般に周知足らしめ、受け入れられた者 」
こう思うのだ
更に拡張して考えると
コレは何も音楽界でのみ云える事ではなく
絵画もそうだし、写真もそう
彫刻も然りだし、大道芸もそう
※誤解を覚悟で申し上げるが 「 料理 」 もそうだと思う
あらゆる表現方法において独立した形を構築した者を 「 アーティスト 」 と呼べるのではないか
そう思うのだ。
ただ音楽を奏でるだけなら
練習さえすれば誰にでも出来る
ただ茶碗を作るだけなら、土と時間があれば出来る
だが創作は誰にでも出来る事ではない
ソコには強力な主張と独創性が求められるから
問題は 「 創る 」 コト
それを成し遂げて広く大衆に受け入れられた者が
アーティスト 芸術家
そう呼ばれるのだと
私は思うのだ。
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