他者に思いやりを

もう、ここまでくると、妊婦さんに心無い意見を言う人を責めるだけでは何も改善されないと思う。
それだけ、日本の社会が病んでいるのよ。

この問題だけじゃない。
自分、自分で、他者を大事に出来ない利己的な人たちが増えてきてる。
もしくは、主張し出してきてる。

大きく見れば、結婚相手に、メリットを見るのだって
他者を愛せなくなってる利己的な考え方だと思う。

批判するのでは無く、病んでる日本と極端な利己的な人たちへの
理解、ケアが必要なんじゃないかなぁ。


ちょっと関係ないと思われるかもしれないけれど

「甘えんな」

という言葉、たまにネットでも見かけるけれど

この「甘えんな」を言う人こそ「甘えんな」と
いつも思う。

昭和の頃は、他者に甘えるなと言うのは“本当に”甘えてる人に対してだった。
突き放しながらも愛情があった。

けれど、今の世の中で使われる、多くの甘えるなは　
「自分だって苦労した（してる）んだから、お前だけ楽するな」
という他者が自分より楽（得）してるのが気に食わないという心理からの言葉になってる。

「甘えんな」を言った人が、本当に甘えてないと言うならば
大きな心で、相手を許容するべきだし

「甘えんな」を言った後に、そっと陰ながらに相手を見守ってあげるべきだと思う。

アニメとかでもさ、優しい言葉じりで「甘えんな」を言ったキャラクターは
やっぱり、陰ながらに相手を見守ってるよね。
愛情あるんだよ。

そうじゃない「甘えんな」は
これ、極端かもしれないけれど、妊婦さんに冷たい意見を言うサラリーマンの考えと
根本同じだと思うよ。


最初に書いた事に戻るけれど
利己的な人が増えてきた事に、もっと世の中の人たちが危機感を持って
責める形では無く、対策を考えていかないと日本は哀しい国になるんじゃないかな。


本当に思いやりのある日本人となるためには
電車で席をゆずるレベル（これも当たり前）では無く

利己的で心無い人になっていってしまっている人たちの心を変えるぐらい
そういう人たちにも優しくある事なのかもと
今回、この記事思って感じたよ。


ネットで話題―『マタニティマーク』に冷たい意見
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=3068055