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2014年08月19日06:16

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増税と政局・暗闘50年史

増税と政局・暗闘50年史 (イースト新書)
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=6581993&id=3008232


おなじみの倉山満さんの本、ということで、やっと読み終わりましたー。
お盆休みは全く読まずに終わってしまいましたが……w


この本は二部構成なっていて、第一部は10月に増税が決まるまでの財務省や内閣、マスコミの動きなどの流れの解説。
第二部は、以前紹介した『財務省の近現代史』のおさらい+αといった感じで、戦後の大蔵省(財務省)と総理大臣、大蔵大臣(財務大臣)の解説になっています。
あと、民主党政権の解説もちょこっとw


第一部の増税決定までは、私も流れを追っていて、マスコミや内閣の流れをチェックしていたのですが、改めて、マスコミの洗脳能力の高さを思い知りました。麻生内閣から鳩山内閣に変わる時のマスコミの報道の酷さもさることながら、今回はバックに財務省つき。
それまで増税反対と言っていた言論人や政治家、新聞記者も最後は増税容認に転じてしまったという恐ろしい結末でした。
財務省が恐ろしいのか、政治家がバカなのか……。


うちの会社の会長も「消費税が8%なれば、うちの会社も助かる」みたいなことを言っていて、仰天した記憶があります。
どうやら軽減税率が適用されると思っていたみたいですが……。
今の現状は、駆け込み消費の反動以上の落ち込みがきてます。うちの会社……orz
大体、会社の役員レベルになると、日経に書いてあるんだから間違った情報のわけがない、と信じ込んでいるので、日経の記者を押さえている財務省は笑いが止まらないでしょうね( ̄。 ̄;)


景気は悪化していますが、甘利さんも麻生さんも留任しそうだし、これは10%は免れない感じですかね……orz


二部は、前読んだ本のおさらい、ということで、歴代内閣総理大臣の名前を復習しながら読んでいましたが、今回は民主党政権に対する振り返りがあったこと。
国会で予算決めても、事業仕分けで覆されていくなかで、財務省だけは、守りを固めて、菅さんや野田さんを洗脳していった……らしい。
振り返りが書いてあると言っても、ざっくり流しているだけなので、実際になにがあったかは、歴史の流れをみなければいけないと思いますが……。


年末、いったいどうなっていくのやら……。
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