集団的自衛権その２

憲法学者160人「集団的自衛権」閣議決定に抗議 「撤回」求める声明を発表（全文） (弁護士ドットコム - 08月05日 18:01) - http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2997281&media_id=149


集団的自衛権については以前も書いたのですが、茶番がひどくなってきたと思うので、私が思うところをまた書いてみようと思います。


まず始めに、日本は集団的自衛権はとっくに行使してます。
日本に在日米軍がいて、彼らに基地と資金を提供している時点で行使しているのです。
わかりやすい例がベトナム戦争で、アメリカは沖縄の基地から飛行機を飛ばしてたし、補給もしていました。


mixiでそう呟いたら「お金出したくらいでは、集団的自衛権を使ったことにはならない」と言ってきた人がいましたが、それ、ベトナム戦争の被害にあった人の前で言えるのでしょうか？

「うちは、アメリカ軍に基地と燃料その他を援助したけど、中立でーす」

この理屈で納得する人は、多分いないとは思っていたのですが、ここにきて160人の憲法学者？が撤回せよとの声明文を発表したらしいので、さすがに驚いて、日記を書いてみることにしました。
この憲法学者たちは、を日米安保を破棄させるつもりでしょうか？


まあ、内閣法制局に言わせると「基地提供は綺麗な集団的自衛権」なのだそうですが、そんな日本でしか通用しない、内輪の論理で話をねじ曲げて、最終的に困るのは日本自身だと思うのですが……。


もちろん、集団的自衛権を盾に、日本がやらなくてもいいことをさせられる、という事態だけは避けなければならないのは、いうまでもないことです。


ただ、本来の集団的自衛権を認識したところで、今の政治家がそれうまく使えるの？　と言う気がしないでもないですが……。