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2014年08月02日15:43

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ちょっとこわい話…(かな？)

先日、美人マイミクさんが唐突に「ちょっとこわーい話」という日記を書いておられました。触発されたワケではないのですが、お盆も近いこの時期、怖いかどうかは分かりませんが、自分もちょっと日記に載せておきます。
一応「実話」ですたらーっ（汗）

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知り合いが亡くなりその通夜に参列するため、車で三重県の名張市方面へ向かおうと一人で車を出した。夜と言っても８時頃で電車の駅が近いこともあって歩行者もほどほどにいる。
走行しはじめて直後、数人の歩行者を追い越したが、その中に黒服の女性がいたので「近所でお通夜があったのかな」と思った。

一時間あまり走行した後、針インターチェンジから名阪国道を離れ、女人高野で有名な室生寺に至る山間部の道路(県道28号線)の峠を越した辺りで道路の左側を歩く黒いワンピースの婦人を追い越した。
夜間のことでもあり近くに人家がありそうにもない場所だったので、そんな婦人が一人で歩いていること自体が奇異な感じがしたのだが、先程追い越した黒服の女性と感じが似ていて、同じ人ではないかという奇妙な感覚に陥った。

その時は「……。マサカだろ……」と自問自答したのだが、それから約30分の後、名張市内に入る国道165号線、黒田交差点付近でまた黒いワンピースの婦人を追い越した。
県道や国道と言っても田舎の道で信号も殆んどなく、ずっと50〜60�劼覗�り続けていたから同じ婦人であるわけがない。たまたま三度、似たような黒い服を着た婦人が同じような姿勢と速度で歩いていただけだと考えようとしたのだが、正直なところ、感覚的には「同じ人」だった。

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先日閉鎖された自分のHPに載せていた話で、既に読まれていた方にはお目障り。ご迷惑さまでした。(^^;)

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岡本綺堂の『青蛙堂鬼談・近代異妖編』に含まれる「月の夜語り」として語られたものを、以前に自分のHPで紹介しました折りに、自分の体験として付け加えたハナシです。

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