改めて紹介するものではないですが、渡辺明次先生がまとめた著・編・訳の二冊。
一つは「万里の長城をその涙で崩したという孟姜女(もうきょうじょ)伝説の全貌とルーツ。
二つ目は、その前に出した梁祝(りゃんちゅう)伝説で、三部作の一つ。
これらの書評がこちらに→
http://jp.duan.jp/booklist/book-list001.html#074
これらは中国で知らない人はいないと言う有名な愛情伝説ですが、
本の中味は物語の単なる翻訳本でなく、
伝説を風説として捉えない奥深い研究書でしょう。
それぞれのタイトルを、当時私が書いたものが出てきたので、載せてみました。
いよいよ、渡辺先生と中国側との本格的な文化交流が始まりつつあります。
寧波に「中国梁祝文化博物館」が出来、梁祝愛情故事のヒロイン(祝英台)の故郷には
「祝家屋敷邸宅テーマパーク」ができるなどの連絡が届き、
そこへ日本から送った全資料を収蔵、展示についての経緯が伝わってきます。
写真の右端は、上虞郷賢研究会会長“陳秋強”氏
詳しくは梁祝ブログ→
http://blog.liangzhu.jp/?eid=59
一方、孟姜女伝説の進捗はまだみられませんが、これも中国全土を足で回り、
貴重な真実を発見するなど、
読む価値ありで、もったいない話。(笑)
この夏秋には、いろいろな試みを実行してゆきたいと思っています。(^^)v
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