mixiユーザー(id:3808888)

2014年06月08日15:28

32 view

第28回日洋展(国立新美術館)

最近毎年通わせて頂いている日洋展が今年も六本木で開催されましたので、ちょうどパステルと水彩の具象画を勉強している母を連れて観に行く事にしました。

土曜日の東京は梅雨入り直後で雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、こういう時こそ都内は空いていて美術館巡りも快適です。

父が亡くなってから実家に一人暮らしの母を兄弟で時々連れ出すのですが、体もなかなか言う事を聞かなくなっているようで、今回も実家近くの駅まで迎えに行き、休みながらゆっくり歩いての六本木です。(ここは乃木坂の駅と直結なので便利ですね)

今回の展示は、通常の公募推薦の入選作の他に、理事や監事の先生方の絵は最新作と初入選の頃の絵を並べて展示するという新しい趣向があり、年齢や経験を重ねて画風がどう変化するかが一目で分かる興味深いものでした。

普段行列でなかなか入れないボール・ボギューズも空いていて余裕でランチを頂き、展覧会では幸運にも片岡世喜先生のギャラリートークも拝聴することもできとてもラッキーな土曜日となりました。

母もかなり頻繁に休みつつ、最後まで観る事ができ満足なようでした。
少しでも歩けるうちはまた機会を見て連れ出そうと思っています。


フォト
サーモンのスフレ 子羊より断然美味でした。

フォト
クレーム・ブリュレ パリパリの表面を割ると「アメリ」を思い出します。

フォト
日展でも特選を取られている片岡先生のトーク
高校の先生だけあって短い言葉でも画家の絵心とその移り変わりを明快に説明していただけました。「年を取ると実際には無い色が見え来てそれが温かな絵を生み出すんです」このコメントを実物を前に語られ、母も私もハッとさせられたのでした。
1 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する