☆第７回☆見捨てられた財宝　リプレイ

ネタバレ危険。サン・サレン近郊の遺跡で財宝を発見していない人は近寄らないでください。



これまでのあらすじ：ラスボス出現！　まるで歯が立たない！！




●アタック07

ラスボスらしきところにたどり着くことはできた。
次は攻略法を考えてみよう。

すでにヒントになりそうなものはたくさん手に入れている。
イフリートのところで道具として使えそうな聖水やガラス瓶、女神さまの祝福。
最も有効そうなのはどこで手に入るかわからない炎の飲み薬。

……女神さまの祝福は、金貨７枚を泉に突っ込まねばならない。
ちょっと手痛すぎるからやめておこう。

というのも今回の挑戦者、ヅルの実力は


ヅル　技術点８　体力点１９　運点８


と、赤点スレスレなのだ。

今回はイフリート戦対策にいろいろつぎ込むため、オークにはガチバトルで勝ってもらいたいと考えている。

ヅル、カンテラと金貨７枚持ってサン・サレンの町を出発。
この組み合わせは一番無難で一番幅広いバリエーションがあると思う。

サン・サレンの町で、ロープ、ハンマーとくさびを買った。
金貨２枚を余らせてある。


洞窟に突入したら、もう簡単になったオークの寝所でお宝を手に入れる。
サファイア２個と金の爪。

洞窟の商売人ミッキーから氷の剣、ガラス瓶、聖水を購入。

泉の女神のところで投げ込み選択肢の中に、ガラス瓶があった。
もしかして、女神さまのLOVEがこもった何かで満たしてくれるのかも……梨汁ブシャーとか（ぉ


ガラス瓶を投げ込んでみると、女神さまが現れ、確かに中身が満たされたビンを返してくれました。それは何かと尋ねたら女神さま、「オーク専用のホレ薬です。争いを好まないなら持っていきなさい」だと。


女神さまのLOVE的な何かではなくオークのLOVE的な何かで満たされちゃったよ！
対オーク用ビン型決戦兵器じゃ、イフリートには役に立たないだろうなー。

次に、金の爪も投げ込んでみます。

前回は金メッキの爪に変えられてしまったけど今回は……

女神さま「あなたが落としたのは、この銀の爪ですか？　銅の爪ですか？」

「いいえ、ケフィアです。もとい、ダイヤの爪です」


女神さま「正直者ですね」

あっさりダイヤの爪を手に入れた！
心なしか女神さまの口調が棒読みっぽかったのは気のせいか。

しょ、正直者？
欲望に正直ということか？

否、この女神さまは金目のものに目がないのだ。
俺がダイヤと言ったのは渡りに船だったのだろう。
女神様の中では　金＞＞＞＞＞（越えられない壁）＞＞＞＞＞ダイヤ　なのだ。

そしてオークとのバトル！
隠れて不意打ちを狙いますが運だめしに失敗して逆に不意打ちを受けてしまいます。
これだったら見つかっても正面から行った方がマシだった。判断って難しいな。

反撃開始。
オーク３匹をメタクソにボコりました。

さあ、ここで一旦町に凱旋しましょ。

町に戻ったら、今回は道具屋ダンディに寄ってみる。
酒場で報酬もらっても使えるタイミングないし、だったらここで手に入れたアイテムを売りさばいて、そのうえ買い物もしちゃおうってスンポーだす。

というわけでダンディに買い取ってもらおうとダイヤの爪を見せてみるが、金貨５枚にしかなりゃしねえ。思ったより安かったので売るのはパス。

あと、ホレ薬を持っていたら、恋に悩むダンディにプレゼントできるという。
そういえばそんなこと言われたことがあったのをすっかり忘れていた。
オーク専用のホレ薬だけどいいんだろうか。まあいっか。他にホレ薬が手に入るとも思えんし。


プレゼントするとダンディは大喜び。
金貨１０枚と炎の飲み薬をくれました。炎耐性がつくという素晴らしい薬です。ここでか！
しかも正しい行動を取ったということで運点が１点上昇。

いや、これ、正しいんか？

クリアのためには正しいのかもしれないが、オーク用ホレ薬をだまくらかして買い取らせるとか、人としてどーなんだと思わないでもない。

でも、何気に炎の飲み薬を手に入れたことで、一気にクリアが見えてきたな！！


さあ、洞窟に再挑戦。

ハンマーとくさび、ロープを使って自力でロープを設置し、地下へと降りる。
くさび代わりに金の爪を使うと、柔らかい金では俺の体重を支えきれずに落下していたらしい。つまり、ダイヤの爪ならくさび代わりになるんだな。

無事に降り立つと、まっすぐにイフリートの部屋を目指そう。
そしてイフリートの登場だ！


だが今回は平気だ。

炎の飲み薬の力で、炎の壁などものともせずに突破できるのだから！

……が、火に弱いダイヤの爪は炭化してしまったorz　なんてこったい。

そして、炎の壁を突破しただけでは終わらなかった。
ここからはガチでのイフリートとのバトル。

イフリートは技術点１０　体力点２１　ちょ、ちょちょ、強すぎない？

こうなれば、氷の剣の属性ダメージに期待するしかない！

えいやあ、と氷の剣をふるったら……氷の剣が溶けたあぁ！？

氷属性の武器というよりも、純粋に氷製の剣だったのか？

でも確かにこの方が、ゲーム的に属性ダメージがいくよりもリアルにそうなりそうな気がする。そりゃ炎の魔神に剣程度の氷をぶつけても、溶けておしまいだろうよｗ

そして素手になった俺には、もうイフリートに勝てる手段は残されていなかった……


■登場人物
ヅル　ヅルだからズルじゃない。ズルしない。
ミッキー　洞窟の商売人。本名はシャマカ。小悪魔さ！（江戸川コナン、探偵さ！的に）
女神さま　今日も金を愛でている
オーク×３　既に雑魚
ダンディ　恋に悩む道具屋。オークに愛される未来が見える
イフリート　ダイヤは炭化させるわ氷の剣は溶かすわ

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