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2014年04月04日20:37

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ベビーカー問題では母親が折れるが勝ち

 ベビーカーを畳んでから乗車する? そんな弱者排除のマナーがあったなんて。

 そもそも満員の電車に乗る母子は非常識で、ベビーカーを嫌がる通勤客が多いことは想像にあまりある。それならばベビーカーに課金すればよい。さしずめ大人料金の3倍程度が妥当である。つまり母親は4人分の乗車料金を払えば済む。折り畳むのなら2倍か。

 妊娠女性や乳幼児連れへの世間の目が多様であることは、もっと認識されてよい。冷たい視線はおろか、実害に至るまで、周囲の行動は多岐である。妊娠のマークを見せることが危険につながる例も多いのだから、社会というものを信頼しない姿勢こそがもっとも安心だ。

 ちなみに、ベビーカーへの荷物の積み過ぎは、問題の論点が違うのでニュース記事としてここでは妥当でない。ただし赤ちゃん連れの母親が、夜逃げのような大量の荷物を保有することは想定できる範囲内である。

 ベビーカーをエスカレータで移動させるのも、冒険かつ日常の行動として容認されるものであろう。母親の腕力と平衡感覚に依るが。したがって電車の話とは別に論じた方がよい。

 それから、「お墨付きマーク」を得たところで、ベビーカーでの母子外出が常に死と隣り合わせだということを、大概の母親は忘れていよう。実に恐ろしい。赤ちゃん及び自身の安全を考えれば、電車への搭乗が日常的に行われるべきでないことに文句はなく、ましてや混雑時となれば、親子心中にも近い死を覚悟の上で乗り込んできてもらいたいものである。

 ちなみにわたしはベビーカーの赤ちゃんと母親の乗車を一度も見たことがないと思う。


――――――
「国交省が『ベビーカーマーク』制度化した背景に増加する苦情」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=2830159


国土交通省は今年3月下旬、「電車やバスの車 内ではベビーカーを折り畳まなくてもよい」と する共通ルールを明らかにし、優先スペースを 示す「ベビーカーマーク」を公表した。

マークは子供が乗ったベビーカーを大人が押 し歩くデザイン。今後、車内の車椅子スペース や百貨店などの優先エレベーターに貼り出す。 同じデザインに斜線を引くことで、エスカレー ターでの使用を禁じる“禁止マーク”も作られた。

合わせて作成したポスターでは、『ベビーカ ーは大切な命を乗せています──ちょっと気づ かう、そっと見守る』と標語を掲げ、一般の利 用客に理解を求める。担当の国交省・安心生活 政策課の担当者はこう語る。

「電車やバスの車内ではこれまでも畳まなくて もよかったのですが、明確なルールがありませ んでした。子育てしやすい環境作りのため、改 めて周知徹底する必要があり、マークの制定を 決めました」

首都圏ではすでに1999年、私鉄9社と都営地下 鉄が折り畳まなくても乗車してよいとする方針 を決定していた。しかしその一方で、「お客様 同士の気配りや配慮をお願いしている」(JR東 日本)という鉄道会社もあるなど、対応はまち まちだった。メーカー各社などで作るベビーカ ー安全協議会も、「鉄道会社によって混雑時は 畳むようにお願いする場合もあり、これが正解 というものがない」と話すように、あくまでお 互いが気持ち良く乗車できるよう配慮する“気遣 い”に任されてきたのが実情だった。

それをわざわざ制度化した理由――その背景に は、増加し始めているベビーカーに対する苦情 がある。

昨年、国交省が鉄道会社に行なった調査では 、乗客から「ベビーカーは混んだ列車への乗車 を控えて欲しい」という要望が寄せられたと回 答した会社が、54.5%に上った。「迷惑」と考 える人たちがよく指摘するのが、乗降口や優先 座席を“占拠”するママ友集団への不満だ。

「2〜3人のベビーカーママ友が乗り込んできた ら悲惨。優先座席を占拠してスマホでメール、 手鏡で化粧に夢中で、他の乗客がベビーカーに 邪魔されて降りにくそうにしても知らん顔。優 先席には確かに子連れ女性のマークがあるが、 あれは抱っこしているイラストだ。現状ですら こんな状態なのに、マークで“お墨付き”をつけら れると、どんな事態が起きるのか考えただけで 怖い」(50代男性)

「せめて改札に近い一番混む乗降口は避ければ いいのに、楽だからかそこにいる。駆け込み乗 車してくる客がベビーカーにぶつかりそうにな ったのを何度も見た。駆け込みする乗客のほう が悪いのだろうが、万が一の事故を防ぐ意味で 、母親も考えればいいのにとも思う」(40代男 性)

続いて多かったのが、荷物置きと化したベビ ーカーが、周囲の乗客をヒヤヒヤさせているケ ース。

「ベビーカーの持ち手にフックを懸けて、そこ には高級ブランドの巨大な買い物袋がどっさり 。子供を座らせている座席にも買い物袋がある 。明らかに不安定で、いまに子供ごとバターン と倒れてしまわないかとゾッとする」(60代男 性)

「荷物を積んだ状態で、車内に強引に突っ込ん でくる。車輪で足を引かれたこともある。小さ な子がいるから注意しづらい」(70代男性)

ちなみにこうしてフックをつけて使う方法は 、メーカー側も認めていない。

「ベビーカーが倒れて危険なので、もともと持 ち手は荷物を懸ける構造になっていません。万 が一の事故や故障は利用者の自己責任となりま す」(前出・ベビーカー安全協議会)

※週刊ポスト2014年4月18日号
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