3月27日はイアン・デューリーの命日だったらしい。
1942年の5月生まれだから、生きていれば71歳。
ディランより1歳若く、ミック・ジャガーやキース・リチャーズより1歳年上になります。
デビューが遅かったせいか、もっと若いと思っていました。
70年代、イギリスにスティッフレコードというレコード会社があって、エルヴィス・コステロやニック・ロウ、レックレス・エリックなども在籍していました。彼らが一同に会したライブ盤があって、それがイアン・デューリーとの出会いでした。イアン・デューリーはトリを務め、最後に全員で彼の曲“Sex & Drugs & Rock & Roll”（何てパンクな曲！）を歌うという内容でした。
（レコード棚を漁ってみましたが、なぜか見あたりません。何でだろ）
77年のイギリスでの大ヒットアルバム“New Boots and Panties!!”は買いそびれ、79年のこのアルバムでノックアウトされました。
冒頭の曲
http://www.youtube.com/watch?v=g2y8SSsoYUw
そして、アルバム未収録だけれど輸入盤に付属でついていたシングルがこの曲。全英1位に輝いた“Hit Me With Your Rhythm Stick”、邦題「私をぶって」←嘘です。
ここではライブヴァージョンで。
http://www.youtube.com/watch?v=CBIRj3JW3h0
かっこいい〜〜
ピアノはクインシー・ジョーンズで大ヒットした「愛のコリーダ」の作曲者でもある才人チャス・ジャンケル。ノーマン・ワット=ロイのベースもよく歌っています。サックスもギターも最高です。
このアルバムの後、チャスが脱退して一時期ウィルコ・ジョンソンがブロックヘッズに加入します。
ついでにウィルコが一緒の映像も。
●Ian Dury with Wilko Johnson - Sweet Gene Vincent
http://www.youtube.com/watch?v=BlZ1KLkKh0g
ウィルコ・ジョンソンは末期のすい臓癌にもかかわらず、つい最近も来日して素晴らしいライブをしてくれたようです。これはやっぱり行きたかったなと今にして思います（ストーンズの何倍も）。
ブロックヘッズのベーシスト、ノーマン・ワット=ロイはずっとウィルコのバンドとして活動しているようですね。
イアン・デューリーも1987年に来日したことがありますが、その時は全然行こうという考えが浮かびませんでした。何でだろう？
ウィルコもイアンも、自分には縁がなかったという事でしょうか？
でも彼らの音楽は大好きです。
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