ライブは一期一会だと思う。
都内近郊には、一体どれだけ音楽を聞かせる所があるのだろう。
内外を問わず、それこそ星の数ほど毎夜繰り広げられる演奏会。
（そういえば、はっぴょうかいという人もいるけれど）
今、ぴあみたいな情報誌があったとしても、とてもすべてを把握する事など不可能に思う。
実際に体験できるライブは、ほんのひとにぎりにすぎない。
その中で、何を選ぶのか。
何を見たいと思うのか。
何を求めて行くのか。
それは人それそれだと思う。
僕は、ルールとまではいわないけれど、何となく自分に縛りを設けている。
��1万円以上のライブには行かない
��遠征はしない
�Ｆ韻舷佑離薀ぅ屬墨▲船礇鵑嚢圓�ない
まあ、一応の歯止めみたいなもの、絶対ではありません。
ヴァン・モリソンあたりが来日したら危ういかもしれないし、正直なところ遠征もしてみたい。
ストーンズの来日公演が終わった。
最初は「ああ、来てたのか」くらいの薄い関心しかなかった。
それからマイミクさんの日記やつぶやき、更にいくつかの記事やブログを読んだ。
素晴らしかったみたいですね。特にミック、みなさん絶賛してます。キースも、日を追うごとに調子を上げていったみたい。
やっぱりお化けバンドだなと思う。
見たかったか見たくなかったかと問われれば、もちろん見たかったです、そりゃ。
バイユー・ゲイトの店主が、最初はチケット代も高いし醒めた目で見ていたのが、いざ行くとなったらテンションが上がってライブを見て感激、お店もストーンズ祭りになってしまったと書いていた。
それは、そういうものだと思う。
18,000円は高いとは思わないという人も多いようだ。
それも人それぞれ。僕はやっぱりこの値段では行けません。
1ヶ月間、ほかの事にお金を使わないで、昼メシも牛丼みたいなものばかり食べ続けるような生活を送っていれば、行けない事はないとは思う。
実際、かなり無理してチケット代を捻出した人も多いかもしれない。
そういう意味で、このチケット代は踏み絵みたいなものにさえ思えてきた。
でも、僕はそこまでして行きたいとは思わないし、ストーンズに対して、ロックに対して、そこまでの思い入れはない。
70歳を超えたバンドがドームで素晴らしいライブを行う。
高いチケット代にも関わらず、そこに満員の聴衆が集まる。
素晴らしいことだと思う（皮肉でもなんでもなく）。
僕は、ストーンズに行った人を羨ましいとは思うけれども、いけなかった事に対してはこれっぽちも後悔していない。
自分が2月に行ったライブは3本。いちいち価格を出すのも嫌らしいけれど合計で6,500円。
いやいや。値段ではない。
どれもとても大切で意義深い、楽しくて素晴らしいライブだった。
最初の話に戻るけれど、それぞれの価値判断に基づいて音楽を楽しめばいい話。
ただし、ストーンズなんて興味ないぜ、などとうそぶきたくはない。
●森高千里/臭いものにはフタをしろ！！
http://www.youtube.com/watch?v=VfX3NjG_ZWI
「俺は10回ストーンズ見に行ったぜ」という歌詞があったのを思い出しただけ。別に他意はありません。
しかし、この当時の森高はやっぱり変ですね。
見てて恥ずかしくなります。
森高流ロックンロールといっていいのでしょうか？
素晴らしい。
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