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2014年03月05日22:10

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超贅沢!!格安高野山!!!

3月3日

今日は大阪から電車を乗り継いで九度山へ。少し待つと、見覚えのあるブルーのフィットが現れた。
今日明日は、KAIさんに高野山を案内してもらう。KAIさんは高野山のガイド歴20年、それも普段は外国人相手のガイドをしている。

まずは九度山の慈尊院、天野の里の丹生都比売神社などを案内してもらう。
天野の里は昔高野山に囲炉裏などの暖房がなかったころ、冬の間お坊さんたちが住んだ里だ。昔は高野山と同じ寺院が建てられていたそうだ。

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ここには鎌八幡がある。KAIさんも以前は知らなかったが、お客さんに写真を見せられて知ったそうだ。
木に何本もの鎌が刺さっている。鎌が刺されば豊作ということらしいが、何とも恐ろしげな雰囲気だ。

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丹生都比売神社からハイキングコースを歩いて少し町石道を歩くことになったが・・・
ここでKAIさんの本領発揮。記憶をたどって車道から細い道に入るが、行き止まりになる。
神社に戻って、顔見知りの社務所の人に道を聞き、地図をもらって再出発。
六本杉で町石道に合流する。ここには大きな地図があるのだが、それを見てもKAIさんは違う方向に自信たっぷりに歩き出す。方向音痴の私でもここは間違わない!!

いよいよ高野山へ。
高野山には2度来たことがある。1度目は母と。和歌山市で「高野山展」を見て和歌浦に泊まり、翌日高野山に来た。
思えば、母と最初で最後の二人での旅行だった気がする。あまり歩けなかった母とは車でポイントを移動して見るだけだった。
2度目は、一人で高野三山を歩いた。だから、高野山をゆっくり歩くのは初めてだ。

KAIさんのおかげで、拝観料がただになったところもある。普通は見られないところも見ることができた。
外国人のツアーを案内しているKAIさんは高野山ではかなり顔が広いようだ。

その日は彼女の顔がきくという宿坊に泊まる。
精進料理が用意された部屋に入ると、宿坊を管理しているFさんが清酒「久保田」の一升瓶を差し入れしてくれた。びっくりだ。まあ、彼女も日本酒好きで通っているのだろう。
いつものように大阪では食欲がなかった私ですが、高野山の空気を吸ってからは完全復調!!!
一升瓶空いてしまいました!!!

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3月4日

まずは、7時からの勤行。廊下に出ると、寒暖計は氷点下5.5度。色川では家の中で氷点下になったことなんてありません。さすが、高野山!!

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9時過ぎから奥の院を歩きます。ここには戦国武将や会社のお墓があります。
いろいろ謂れのあるお墓のエピソードは面白かったです。
明智光秀のお墓の五輪の卒塔婆は体の血を表す石が何度立て替えても割れてくるそうです。やっぱり主君を討ったからなのでしょうか。

一番大きい墓石はあの大河ドラマで有名になったお江の墓。
高野山の墓石は四国から運んだそうです。大きな墓石を当時どうやって運んだのか?なんて話はあれやこれや想像力を巡らします。

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10時半には台所にあたる大黒天からお大師様のお昼御飯が運ばれます。その時間に間に合うように歩きました。

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お土産も買いたいものを言っておくと、ちゃんとおススメのお店に寄ってくれます。ここもKAIさんのおかげで少し負けてくれました。
そろそろ帰ろうかという時になって、とあるお寺からKAIさんに電話が。どうやら、英語で対応しないといけないことができたらしいです。こういう時にさっとお寺に行くKAIさん。お寺さんから頼られているんですね。

最後は粉河寺に寄ってから海南駅まで送ってもらいました。
帰りの交通費は大阪から帰るよりも安く済みました。
でも、でも、それ以上に格安ツアーになりました!!!

なんと宿坊の宿泊料金が超格安に!!!ふらふら

素晴らしいガイドつきの上に超格安になった今回の高野山の旅、どこかで高野山にお礼しないといけないかな?
それともどこか別の山に恩返ししちゃうかしら?

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