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2014年02月23日12:16

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2/20 チギリホメリ@四谷ホメリ

アコーディオン×フィドルちぎりほめり
「Chygyry Homery 2014年ちぎりほ初め」
OPEN  19:00 START 19:30
CHARGE ¥1,500 + オーダー
CAST チギリホメリ
      Alan patton : アコーディオン・うた
      磯部舞子  : バイオリン

ホメリは小さな喫茶店。
細長い喫茶店。
ウナギの寝床みたいな店内の両側に並べられた椅子が18席。
仕事帰りでカバンと荷物を持っていたので置き場所に困ってしまった。コートもあるし。。
前の方の席も空いていたけれど、あまりに狭いので後方の席に座ることにした。
ベチコさん(磯部舞子)が前を歩いた時に目が合って会釈してくれる。軽く手を上げて飛び切りの笑顔を返す自分(笑)。
わっ、憶えててくれてるんだ。
そんな精神状態でライブが始まった。

アラン・パットンさんとベチコさんの絡みは、八王子の川原で昨年体験済み。だけど、ホメリの空間で聞く方が何倍も良かった。本当、雰囲気が最高でした。

東欧のクレズマー、ジプシーミュージックを中心に、北欧の民謡やオリジナルなど交えながらの演奏。2人の息も羨ましいくらいにピッタリ合っている。

アコーディオンとバイオリンだけでなく、時おり鍵盤ハーモニカも登場。空気が和みます。
ベチコさんは、息を吹き込む管を2つに分岐させてメロディオンとアンデス(※注)という2種類の鍵盤ハーモニカを同時に吹くという技も披露。何でこんな事を考えるのか、界隈には変な人ばかりだと改めて思う(笑)。
メロディオンとアンデスを合体させた「メロンデス」。息も絶え絶えにメロンデスを吹くベチコさん。バイオリンを演奏する時の神々しさとはかけ離れたその姿。
さらに、ベチコさんは生命の神秘(?)についての自作曲「とかげくんが消えた」では歌も歌う。天真爛漫というか、まるで学芸会での小学生のような初々しさ。もうこれは「ギャップ萌え」などという生易しいものではありません。もう身悶えるしか…いやはや、この甘酸っぱい苦しさを何といおう。

終盤は熱がこもった演奏。変拍子がずんずん決まる。1曲の中でも曲の表情がくるくる変わる。
ユダヤ民謡のメドレーではおなじみ「ハバナギラ」も。「最近この曲を知ってるという人が増えましたね」とはアランさんの言葉。そうでしょうね。僕もチャランポで知ったクチですから。

終演後、和気藹々と談笑できるのがミニサイズのライブの良いところ。
舞子「お久しぶりです」
私「先週、キネマ倶楽部で見てますけど」
舞子「そうだったんですか」
私「舞子さんととんちゃんのサイドからこうやって見上げてました」
舞子「あの台、結構高くて登るとき大変だったんですよ」
などなど、どうでもいい話を延々と。
今から思うと、変なテンションでしゃべってたな自分。まあいいか。
アランさんも、とっても気さくな人でした。
しかしアランさんとベチコさん、オフステージでもとっても仲がいい。

ホメリのマスターとは昨年、やはりベチコさんが出演した西荻サンジャックでのライブで顔を合わせている。挨拶して店を出た。
僕はコーヒーの味は全くわからないのだけど、サンドイッチやシフォンケーキがとても美味しそうだった。次回はお腹をすかせて来ようと思う。

●ホメリのHPより(当日の画像ではありません)
http://homeri.jimdo.com/

(追記)
磯部舞子は、早川義夫とも時々ライブを行っていて、そちらにも是非行きたいと思っている。4月に2人でツアーが予定されているのだが、東京ではやらないんですね。残念。
蛇足ながら、早川義夫さんの1年半前の日記に舞子さんの事が書いてあってニヤリとしてしまった。
「舞子さんは笑うと無邪気な子供のようになってしまうのだ。」

この時の舞子さんは髪が短いですね。
http://www15.ocn.ne.jp/~h440/diary100.html

(注)
「メロディオン」「アンデス」ともに、鈴木楽器の商品名。ちなみに「ピアニカ」はヤマハの商標名だそうです。
「メロンデス」は舞子さんの造語ですが、舞子さんはメロンが嫌いだそうです。なんでだろう。
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