刺青（しせい）と「入れ墨」（いれずみ）

刺青が入った彼との結婚は大変？
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=2752213

「刺青」（しせい）は、自分で入れるもの、「入れ墨」は、（犯罪者の印として）お上から入れられるものという区別があるのだと、何かで読んだことがある。
自分でわざわざ入れるのはなぜだろうか。
世間が持つ、刺青への負のイメージを、まったく知らずに入れるということはまず考えられない。
世間は、そのことも含めて「見た目で」もしくは「見た目を」判断するのだ。

無論、世間が何でも正しいというわけじゃない。
けれど、刺青を消さない「生きざま」（本来は「ざま」は良くないことにのみ使う）は、「貫く」という言い方で表現するほどのものなのだろうか。
「やってしまった」悔いを認めたくないが故の強がりではないのだろうか。
誤りを認め、正す態度の方が、他人を畏怖させるその見た目より「強い」とは思わないだろうか。

ところで、妻を「嫁」と表現する流行は好きになれない。「嫁」に付随する家制度の概念の希薄化が背後にあるのだと友達は言い、自分も理解はいくのだけれど。
父が「ワイフ」を使っていたことがあるが、あれは笑えた。