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2014年02月02日16:41

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北陸紀行-9 高岡-1

富山県はまず高岡から。
この街もいつか行きたいと思っていた街です。

高岡駅&駅前は工事中。駅はおおかた出来上がっていて、かなりきれいな駅になっています。
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北陸新幹線は高岡駅を通らず、やや南に新高岡駅が新設されるのですが、新駅とのアクセスと、やっぱり街の観光の中心は、ここ、高岡駅なんでしょう。
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高岡は藤子・F・不二雄の生誕地なんです。
で、2013年は生誕80年(1933年12月1日生まれ)です。
ドラえもんはもちろん、パーマン、21エモン、オバケのQ太郎… 藤子漫画は私のバイブルというべきもので・・・

ウイング・ウイング高岡の一角にドラえもんのキャラクターの像があります。
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さて、腹ごしらえ。
ウイング・ウイング高岡にある【らぁめん 次元】へ 富山ブラックなる黒醤油ラーメンを食います。
確かにスープが「黒い」 しかし美味い! ライスとのセットを頼んだのですが、白米と合います。
ここのはオリジナルの富山ブラックに比べると塩分控えめで、そんなにしょっぱくないです。これならば血圧も心配しなくて良さそう。
高岡は「コロッケ消費量が日本一」とかで、コロッケセットも考えたのですが、街中にコロッケ屋さんとかあって買えるんじゃないかなと思ったので、パスしちゃいました。

高岡のシンボルというかの一つがこの「万葉線」
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高岡大仏のある「坂下町」まで乗車。
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路面電車というよりもライトレールというのか…トラムというのか。お洒落で近代的です。

高岡大仏。
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鋳物の街、高岡のシンボルNo.1です。
日本三大大仏の3番目。。。ってことになっています。もっとも、この3番目は諸説がいろいろあって、岐阜大仏って話もあります。
まあ、奈良の大仏が圧倒的すぎて…。2番目の鎌倉大仏もそれなりですし。
大きさだけならば、もっと大きな大仏もあります。

境内も広くなく、街中に「どでん」とあります。どちらかというと「ひっそりと鎮座している」って感じ?
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ただ、与謝野晶子が「美男な大仏」と称したように、顔立ちは確かに端正で気品があります。
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高岡は加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として発展した歴史のある街で、見どころも結構あります。
時間の関係ですべてを回りきれません…。
とりあえずは山町筋へ。

ここは高岡の中心部で伝統的建造物が数多く残る町並みです。国の重要伝統的建造物群保存地区。
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重要文化財「菅野家住宅」へ
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行くと奥からおじいさんが出てきて…
「時間はありますか?」と。「この後、金屋町の方を見る予定だけど、まあ時間はあります。」と答えると「それは良かった、私、話しだすと止まんないから」とのこと。
いやー元気なおじいさんで、身の上話も含めていろいろお話を伺うことができました。
高岡生まれの高岡育ちで、高岡とともに80年…ってことで。
高岡は1900年に大火があって、家屋が殆ど焼け落ちてしまい…。たまたまあった土蔵だけが焼け落ちなかったのを教訓に、新しく建てる家屋をどんどん土蔵にしていったのだか。
で、この菅野家が一番の豪商だったとかで。
かなり豪華な作りです。

写真を撮らなかったのですが、純金箔張りのスゴい仏壇があって。現在の価値にしたら数億円は下らないだろうと。
(高岡は仏壇の街でもあって、街中に仏壇店、仏具店が多い)

鋳物の街の真骨頂がこの「お鈴」。凄く良い音色で、高岡駅の列車の発車サイン音になっています。
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旅先での一番の楽しみの一つが「出会い」
もうたぶん、二度と合わないかもしてない人とのまさに「一期一会」の触れ合い。
今回の旅は、芦原温泉では旅館の仲居さんともそんなに話さなかったし、永平寺でもなかったし。金沢はなんか孤独だったし(ホテルのフロントの人は親切だったけど) なんか人と触れ合ってないなぁ…って感じだったので。
このおじいさんとの話は弾んじゃって…1時間。

子供の頃は汽車で、それから気動車…電車となり、今度はとうとう新幹線。
高岡の駅は3回作りなおされたとか。
どうにかお元気で、開通した新幹線に乗っていただきたいです。っと挨拶をして金屋町に向かいます。
・・・「私が方向音痴なので…」と言ったら、かなり詳しく道を教えてくれて。お陰で迷子になりませんでした。

続く

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