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2014年01月13日18:25

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『危険物』は放置してはならない

 理性が欠如したものを野放しにして、安全確保などというのは机上の空論、無理難題。
奇妙な「人権尊重」は、すぐにもやめるべきである。

 痴呆の徘徊者による事故は、多分に他者への大きな影響を及ぼす。
踏切での事故なら、急停車等による乗客の死傷や、事故処理遅延による社会的影響も極めて大きい。事実、人生を狂わされた人も少なく無いだろう。

 交通事故なら、、運転者が極めて可愛そうだ。これまた、人生が狂うきっかけになりうる。

対処は極めて簡単。閉鎖区域に閉じ込めて於けば良い。
記事にある、「全地球測位システム(GPS)発信器を身につけてもらう安全対策をしていた」は、安全対策になっていない。
 GPSが役に立つのは、どこにいるのか探す場合だけだ。痴呆徘徊者の行動をコントロールできるわけではないから、まるで無意味。『危険物』をのばなしにしていることへの、言い訳に値しない言い訳である。

  「安心して徘徊(はいかい)できる町作り」もナンセンス。ありえない、夢想論だ。
認知症への理解を促すためには、なんの役にもたたないだろう。
表立った反対はすくないにせよ、地域支援を求められても協力する人は少ないはず。
老齢者や痴呆老人の数が著しく増加している現在、負担だけを求められる若者や健常者やたまったものではない。
 この手の話は、元気な人口が多数で、面倒を見なければならない人が桁違いに少数の時だけ成り立つはなしである。

 一日も早い、尊厳死や安楽死を認める法が成立することを望む。良識ある人なら、痴呆化への道をたどるであろうことに気づいた時に、死を選ぶに違いないのだから。
で、強欲にも行きたい人間は、閉鎖区域に閉じ込めるというのが、現実的な方法論である。



---リンク元記事:毎日新聞 - 2014年01月13日
鉄道事故死 想像つかない経緯
<認知症鉄道事故死>踏切1往復半の末… センサー感知せず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2720868

 鉄道事故に遭い死亡した認知症の人たちが8年間で少なくとも115人に上ることが毎日新聞の調べで判明したが、このうち2011年10月に西東京市で起きた事故では死亡した女性(当時74歳)の姿を監視カメラがとらえていた。踏切内で女性はある方向を指さし、事故は想像もつかない経緯で起きていた。専門家は「有効な対策を探るため、鉄道会社や国は事故の事例を集めて研究すべきだ」と訴える。【山田泰蔵、銭場裕司】

 現場の踏切は新宿から急行で約20分のベッドタウン、西東京市の中核とされる西武新宿線田無(たなし)駅の脇にある。駅は1日7万人以上が乗降し、事故時と同じ夕刻には買い物袋を抱えた女性や車が遮断機の前に列をなす。踏切内は複々線の一部が合流し始め、奥行きは13メートル。そのほぼ中央で女性は列車にはねられた。約2キロ離れた有料老人ホームの入居者だった。

 警視庁田無署によると、女性は事故の1時間ほど前、同じ入居者の60代男性と散歩に出た。2人とも認知症で、事故以前も帰りが遅くなり職員が捜したことはあったが、大抵は自分で帰って来ることができたという。

 ホームは入居者の人権や療養上の配慮から閉鎖的な環境を避けるため、玄関は自由に出入りできる。家族にも説明し、頻繁に出かける人には全地球測位システム(GPS)発信器を身につけてもらう安全対策をしていた。

 事故の日も、帰りが遅いことを心配した職員らがGPSを使って女性を捜し、踏切の数十メートルまで近付いていた。当時の施設長は「あと少しで見つけられたのに」と悔やむ。

 「どんな思いで女性は指をさしたのか」。踏切の監視カメラを確認した田無署幹部は思いを巡らす。女性は男性に続いて踏切に入り、その直後に警報機が鳴り始めたとみられる。渡った先の遮断機は既に下りていた。そこで女性は反対側を指さしたという。「引き返そう」と男性に伝えるような仕草だった。

 その後、男性は遮断機をくぐって外に出たが、女性は踏切内を引き返した。さらに反対側の遮断機でも同じようにUターンし、事故に遭った。幹部は「踏切内にいることを女性が認識していたかは分からないが、『遮断機は通れない』と考えたんだろう」と語る。

 西武鉄道によると、現場の踏切は、踏切内の物体に反応して列車に危険を知らせるセンサーや、緊急事態を列車や駅に通報する複数の非常ボタンなどを設置していた。だが、センサーは主に自動車向けで人間ほどの大きさでは反応せず、この事故では非常ボタンも押されていなかった。同社広報部は「最新の安全設備を設けており、これ以上の対策は難しい」と説明する。

 ◇事例集め研究必要

 関西大社会安全学部の安部誠治教授は「こんな事故が起きていると知ることが重要だ。鉄道会社は事例を集めて研究すべきで、国が事故対策の検討会を作る方法もある」と提言する。

 「安心して徘徊(はいかい)できる町作り」で知られる福岡県大牟田市の元担当者で特別養護老人ホーム施設長の岡山隆二さんは「認知症の理解者が増えれば地域における見守りが手厚くなり事故防止につながる。GPSも有効だが、地域全体で支えてもらいたい」と話した。
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