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2014年01月09日00:33

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慰安婦の子供に国籍を与えたアメリカ政府

1972年に発刊された「月刊エコノミスト」に田原総一朗の「私のアメリカ」という記事がある。
田原のベトナム帰還兵に突撃取材した時のやりとりが記事の内容だ。
彼は帰還兵たちに次々とマイクを向け矢継ぎ早に質問していく。
そしてこう尋ねる。
「何人ぐらい殺した?」
帰還兵は答える。
「よく憶えていないし、言いたくもない」
その後も田原は次々に同じ質問を他の帰還兵たちにしていく。
中には「べトコンだって殺人をしているじゃないか?」と反論する者もいたが
田原は帰還兵たちの回答は「言い逃れだ」と断罪する。
取材の邪魔をしようとする者に対しては
「われわれが東洋人だからバカにしているのか?」と頓珍漢なことを書いている。

地上戦を戦う兵士の視界は天気がいい場合で最大300メートル、
天気が悪ければ最大100メートルといわれているが、
実際に戦闘が始まると、地面に体を沈めてしまうため
視界は10メートルしかないのが実情だ。
つまり帰還兵たちの「何人殺したのか分からない」という回答は
「言い逃れ」ではなく本当のことなのである。
当時、日本のジャーナリストというのはほとんどが田原同様、非現実的な空想で、
ベトナムの状況を報道していたのである。

私の知り合いでアメリカの市民権欲しさにベトナム戦争に従軍した日本人がいる。
彼から聞いた話でも「実際に戦闘が始まったら、無暗に銃口を向け
敵を撃っているのか、味方を撃っているのかほとんど分からなかった」という。
だから兵士に「何人殺した?」などと訊いて
正確な数を言える者などいるはずがないし、
答えられない兵士に対して「言い逃れだ」と決め付ける田原の方が狂っている。
完全に常軌を逸している。

日本のジャーナリストたちが書いた当時の記事を今読むと
悪い冗談としか思えないものばかりでとても読むに耐えられない。
アメリカなどの通信社が配信した元の記事には「VC(べトナミーズコミュニスト)」とあるのを
日本のマスコミは勝手に「ベトナム解放軍」と翻訳して記事にしていた。
知識人(自称)たちも同様「左(?)へ倣え」よろしくVCを「ベトナム解放軍」と呼んでいた。
そして今もその間違った翻訳を訂正していない出版物が流通しているのだ。
日本のジャーナリストは独り善がりの世間知らずだったのである。
そして今もそれは変わらない。
日本の政治が一向に良くなる気配がしないのは
国民の意識の低さとジャーナリストの質の低さにあることは間違いない。

米軍はベトナムで勝てなかったのだから、
ベトナムで韓国兵がベトナム人女性に産ませた混血児問題から「言い逃れ」はできない。
そして米兵が「慰安婦」に産ませた子供は今もアメリカ国民として存在する。
ベトナム人を「慰安婦」にした歴史を消すことなど到底できない。


米の慰安婦像「保護」「撤去」めぐり、署名バトルが勃発=韓国
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=2715888



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