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2013年11月07日18:09

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鈴鹿の山 仙ヶ岳から宮指路岳へ

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11月6日

鈴鹿の山は以前息子と1年に1〜2回行っていた。それで、主だった鈴鹿の山は登っていたが、仙ヶ岳には登ったことがなかった。
写真を見て、行くなら紅葉の季節に行きたいと思っていた。
宮指路岳への縦走が面白そうだ。
この宮指路岳、標高が946mなので、当て字で「くしろ岳」というのだそうだ。しゃれた名前だが、今なら「苦死労岳」になっていたかもしれない。

前日道の駅で車中泊をして、6時過ぎに登山口に着く。おにぎりを食べたり、用意をして、6時半に歩き出す。
初めは林道歩きだ。30分で林道の終点に着き、渡渉して山道に入る。

しばらくは植林帯だ。谷沿いに作られた道は狭い。滑りやすそうなところにはロープが付いている。

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やがて仙鶏尾根に取り付く。少し周りの山が見えてくる。
時々鈴鹿らしい大きな岩が出てくる。
紅葉も綺麗だ。

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大岩が傾いて立っている。仙ノ石だ。ここが仙ヶ岳の東峰だ。

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そこから少し行くと展望のいい西峰だ。
さっきまでの曇り空が急に晴れてくる。
これから行く宮指路岳への稜線が見える。その先には御在所岳や鎌ヶ岳の鋭鋒が見える。
山腹の紅葉が綺麗だ。

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誰もいないので、一人でセルフで写真を撮っていると、一人のおじさんが来た。同じコースを来たそうだ。
和歌山南部の自宅から片道4時間くらいかかると言うと驚いていた。その方は奈良からで1時間半くらいで来れるらしい。
日帰りじゃもったいないねと言われるが、明日の天気は雨予報だ。

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宮指路岳への稜線を歩き出す。また雲が広がってくる。 
紅葉は綺麗だ。

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道はアライ谷に向かって大きくえぐれていてざれていて滑りやすい。
1ヶ月前に歩いた船窪岳に感じが似ている。地下足袋が歩きやすい。
犬返しの険というらしいが、五郎だったらどうするかなあと思う。

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宮指路岳では、さっきのおじさんが休んでいた。おじさんはここから別の道を行くそうだ。鈴鹿の山はコースがいくつもあっていろいろ組み合わせられる。
山頂は展望がなかったが、少し北の馬乗り岩に登ると、眺めが良かった。

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宮指路岳からヤケギ谷を下って行く。
途中に三体仏岩がある。鈴鹿にはこのような大きな岩が多く、いろいろな名前が付いている。

その先には東海展望と呼ばれる岩場がある。
仙ヶ岳から宮指路岳への稜線が間近に見える。崩壊が進んだ様子がよく見える。紅葉とのコントラストが美しい。

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ゆっくりと景色を楽しんでから下る。
谷筋の道は暗く滑りやすい。
林道に出て、少し行くと駐車場に戻った。

標高は低いし、行動時間もそう長くはないが、けっこうアップダウンがあり、変化に富んだ面白いコースだった。
紅葉も散った葉が多いものの綺麗だった。
これからまた時々鈴鹿の山に登りに来たいと思った。

下山して湯ノ山温泉に向かった。以前何度か入ったことのある片岡温泉に行こうと思ったのだ。ところが行ってみてびっくりした。すっかり変わってしまっていたのだ。
あたりは広いスペースのアクアイグニスという複合温泉リゾートになっていた。
温泉はあるが高いのではないかとドキドキしながら入ると600円なので、ほっとした。新しい綺麗な温泉は庭に竹林がある露天風呂が人気のようだ。足湯、寝湯、大きなヒノキ桶の風呂がある。
寝湯は気持ちよく、山の疲れが取れるようだった。
休憩所の枕サイズからダブル用のさまざまなクッションが嬉しい。

そして、3時半に待ち合わせのイオンに行く。
久しぶりにマイミクのjamrinさんと会う約束をしていたのだ。桑名から来てくれた。若い男性とのデートだ。ドキドキする。
あっという間の2時間のおしゃべり。
また今度一緒に山に行きましょうと約束して別れる。楽しいひとときだった。

温泉とおしゃべりに癒されて、家に向かう。四日市インターからノンストップで3時間半で家に着く。
家に帰ると美味しそうな焼酎「つくし」が届いていた。一宿一飯のお礼だ。

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今日は盛り沢山の充実した一日だった。
布団に入ると、「つくし」の心地よい酔いが眠気を誘ってきた。


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