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2013年10月19日15:20

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「アコーディオンで人生を奏でる」小春〜NHKテレビより

■8月26日 NHKテレビ「ひるまえポット」より

だいぶ前に関東エリアでのみ放映されたものです。
約数名のチャランポラーおよびチャランポラー予備軍の方々に見ていただければ幸いです。
正確な書き起こしではなく抜粋ですので、ニュアンスが異なる箇所もあるかもしれません。ご了承ください。

凡例
●ナレーション
レ:レポーターの熊崎友香さん
小:小春

<多摩川の川原で>
レ「小春さんですね、こんにちは。かわいらしいいーー」
小(照れ笑い)
レ「アコーディオン、鍵盤がないんですね」
小「多分みなさんが想像するのはピアノみたいな鍵盤がついてるものだと思うんですけど、これはボタン式クロマチックアコーディオンといいます」
小「右手でメロディー、左手で伴奏するんですけど、それを一緒にやると」
(といいながら演奏を始める小春)
小「あれ、間違えちゃったハート

●母親と一緒に行ったサーカス、そこで小春さんはピエロが持つアコーディオンに夢中になりました。

小「あの伸び縮みするピアノみたいなのが欲しいってお母さんに言ったら、私持ってないからサンタさんにお願いしたらって言われて」

●毎日アコーディオンを弾いていた小春さん、10歳のころにはアコーディオンで生きていこうと決心したといいます

小「私は将来これで決めたから、もうまわりの奴らとは違うんだみたいに思ってました」
小「自分が弾いたのを正直に音に鳴らしてくれるだけなんで、良かったら良かっただけの音が出る。その素直な感じが好きで、もうアコーディオンと結婚しようとか思ってました(笑)j

●自分の生き方を決め、目標に向かって進む小春さん。同世代の友人が幼く見えてしまい、次第に距離を感じるようになっていきます。そんな小春さんがいつも向き合っていたのがアコーディオンでした。
友人となじめなかった自分と、一人で過ごしていた孤独な時間、そこから彼女の独特な世界観が生まれました。

●ますますアコーディオンに夢中になっていく小春さん。活躍の場は路上へと広がっていきます。通りすがりの人に耳を傾けてもらえるように、目を引く衣装、耳に残るメロディーや歌詞づくりなど工夫をこらしていくようになりました。

<ソワレで>
※ソワレとは新宿ゴールデン街のシャンソンバー。隔週の日曜夜から翌朝にかけて小春がママもやっていますが、僕はまだ行った事がありません。

●ここは18歳のころからずっと小春さんを見守り続けていた店です。

小「ここのお店で18歳の時から流しとか演奏させてもらったりとか」

ソワレのマスター
「やっぱり全然印象は変わりませんね。やんちゃだったし好奇心も旺盛で。アコーディオンも上手でしたね、当時から」
「自分でシャンソン歌手やってるのでアコーディニストはいっぱい見てきたけれど、この子は絶対すごくなるだろうと思ってて。本当にいい子だったし、あっという間にみんなに可愛がられて仲間になって、そういうところもすごくセンスがあると思います。」

ソワレで「不屈の民」を弾く小春
●この曲は、チリでクーデターのときに民衆を励ますために演奏されていた曲です。音楽が民衆を支えていた事に、小春さんは自分自身の姿を重ね合わせていました。

小「生きるか死ぬか微妙なその境の時にも音楽で自分達を励まし続けていたとか、そういうレベルの話を読んだ時に、音楽ってそういう風に使うべきだとか思っていたんですよね」

●孤独に打ち勝つようにアコーディオンにのめりこんでいった小春さん、20歳の時にコンクールで優勝し日本一になります。悩みもがきながら突き進む小春さんを影で支えていたのが家族の存在です。

<ミシンで衣装を縫う母親のあきさんと祖母の宇多さん>
●小春さんがステージで使う衣装はすべてお母さんとおばあちゃんの手作りです。ステージのイメージに合わせて小春さんがデザインを考えます。今まで作った衣装は100着以上。ライブ前はいつも大忙しです。

※(補足)チャラン・ポ・ランタンの2人だけではなく、同じステージに立つカンカンバルカンやまいこたんの衣装もすべて一緒につくります。そりゃ大変だわ。

<4人で衣装の打ち合わせ> 
小「片方がこれで1色で例えば赤とか、もう片方がこれで刺繍がしてあるとか」
あきさん「だから、これ全然素材が違うから」
…次第に無言になるお母さんとおばあさん(笑)

レ「衣装を作る上での苦労ってどういうところですか?」
あき「縫い始めてから追加のデザインのイメージがきたりすると、型紙を作り直さなきゃいけなくなる。それで妥協案をこちらから提示するんですけれども、なかなかそれが通らない。結構押しが強い。」
宇多(笑いながら)「この歳でこういう仕事ができるというのは楽しいというか恐ろしいというか。最後のゴム通しは電車の中って事がありますもんね」
小「すいません。甘えさせてもらってまーす」

※宇多さん最高です。ライブ会場でお見かけしたこともあります。お母様のあきさんもチャーミングです。ご自分の仕事(イラストレーター)も忙しいでしょうに、その大変さを楽しんでいる感じです。

<8月3日 ライブ会場で>(僕もいました)
●小春さんは、観客の反応が直接伝わるライブが大好き。この日は先輩ミュージシャンに誘われてのステージでした。

「人生のパレード」「墓場までご一緒に」などのヒトコマ。
「墓場までご一緒に」では「棺桶の中で夜の〜」で映像が切れた(笑)。

●耳に残る印象的なメロディーとパンチの効いた独創的な歌詞、これぞ小春さんの真骨頂です。

レ「どのへんが魅力ですか?」
ファン「毒々しさと可愛さがあって、でも純粋なんだろうなと」

この日の共演者、ソウルフラワーの中川敬さん
「堂々としている。いい感じのふてぶてしさがあるというかね。一緒にやってると彼女の中にある誇り高さとか、そういうのもだんだんわかってくる」

●どんな時もアコーディオンと生きてきた小春さん。これからも素直にしかし貪欲にアコーディオンに向き合っていきたいと話してくれました。

小「満足しないままずっといたいなと思います。満足したとたんに落ちそうな感じがするので」
「やたら自分を信じちゃうので自分を疑うことですかね、なんかそう思いますね」

**********************************
毒舌なしの小春。
ふだん彼女が真面目にこんな事を話すのを聞いたことはない。
でも、小春に惹かれる人はみんなわかってます、きっと。

Perfumeのあ〜ちゃんは「変な自信と思い込み」でここまでやってきたと言う。
「自分を信じる」「自分を信じ続けられる」
そして、満足しない事。
これは最大の才能なんだなと思う。

さあ、今日は久々のライヴだ。かれこれ2ヶ月半ぶりのチャランポを楽しんできます♪


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