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2013年09月09日12:42

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「民のかまど」のお話

GDP上方改定・五輪決定は消費増税判断にいい材料=経財相
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=2570976


第16代の仁徳天皇のお話です。


仁徳天皇は即位されて4年目、高台にのぼって見渡されました。
すると家々から炊事の煙が立上っておらず
国民は貧しい生活をしているのだと気づかれました。
そこで3年間年貢などを免除されました。</
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そのため天皇の着物や履物は破れてもそのままにし、宮殿が荒れ果ててもそのままにしていました。


そうして3年、気候も順調で国民は豊かになり、高台に立つと炊事の煙があちこちに上がっているのが見えました。
国民の生活は見違えるように豊かになりました。
それを見て天皇は喜ばれ「自分は、すでに富んだ」と言われました。


それを耳にされた皇后は
「私たちの住んでいる皇居の垣は崩れ、雨漏りもしているのに、どうして富んだといわれるのですか」と問われました。
すると天皇は
「昔の聖王は国民の一人でも飢え寒がる者があるときは自分を顧みて自分を責めた。
今、国民が貧しいのは自分も貧しいのだ。
国民が富んでいるのは自分も富んでいるのだ。
未だかつて人民が富んで、君主が貧しいということはあるまい」と答えられました。



やがて天皇に感謝した人々が諸国から天皇にお願いしました。
「3年も課役を免除されたために、宮殿はすっかり朽ち壊れています。
それに較べて国民は豊かになりました。
もう税金をとりたてていただきたいのです。
宮殿も修理させてください。
そうしなければ罰があたります」


それでも天皇はまだ我慢してお許しにならなりませんでした。
3年後にやっと許されると、国民はまず新しい宮殿づくりから始めました。
人々は命令もされないのに、老人を助け、子供を連れて、材料運びに精出し、昼夜兼行で競争して宮殿づくりに励みました。
そのためまたたく間に宮殿ができあがりました。
それ以来天皇を「聖帝(ひじりのみかど)」とあがめるようになりました。


という、増税派のみなさんにぜひ聞かせたいお話です。
あれ? 石原さんって愛国保守じゃなかったっけ?


GDPが上方修正されても、GDPデフレーターはまだマイナスです。
どうして少し改善されたからって、即増税の流れになるのか私には理解できません。


長年、病気で苦しんできた人の熱がやっと下がったところで「じゃあこれから肉体労働してこい」なんていう人がいるでしょうか?
少しでも上昇の効果が見えたら即増税。まるで景気の好転を許さないみたいですね・・・。
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