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2013年08月17日20:02

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外人でも怪獣映画が撮れた

先週、ロボットと怪獣が戦う洋画「パシフィック・リム」観て来たよ。
洋画なんて観るのは何年ぶりだか分からない。たぶん10年以上観てないんじゃないかと思うんだけど、怪獣が出るし、その怪獣がロボットと戦うなんてワクワクする内容だったので、お金を払って観に行ったよ。
感想は・・・面白かった!だ。
3Dめがねも久しぶりに使ったし(苦笑)いやまあ、序盤こそ「残骸飛んで来た!」とか3D感もあれこれあったんだけど、だいたいの3D映画がそうであるように、クライマックスあたりになるともう3Dとかどうでもいい感じ(苦笑)たぶん3D映画って、30分が限界なんじゃないかと思う。

ロボットを「二人で操縦しないといけない」という設定にしたことで(ここらへん序盤で丁寧に理由を描いており、この設定がロボ操縦以外の部分でも生きてくる)バカバカしい内容の映画にドラマを付与することができている。「特撮ものにドラマ要素を入れろ」と言われて、とりあえず三角関係を延々と描くようじゃダメなのだ。
ロボットも飛び道具に頼るのではなく、格闘戦が基本で、武器も相手と密接しないと使えなかったりするものが多かったりするので、アクションが描ける。ここらへん「飛び道具があるのに取っ組み合いをするのはナンセンス」とか言って、棒立ちになった怪獣が光線の打ち合いをするようなのばっかり描いた「平成VSシリーズ」のゴジラの特技監督の何がどう間違っていたのかが分かる(苦笑)
まあ、金属カラーのロボットと灰色っぽい体皮の怪獣が夜とか深海とかの日の当たらない状況で戦うというシーンでは、ナニやってるんだか分からない部分も多々あったんだけどね(や「ガンヘッド」よりはマシだけど)。ここらへん、スーパー戦隊シリーズのロボの「実用性皆無なカラフルなカラーリング」が実は「分かりやすい映像」を作るのに適していたコトを感じる。

首をひねる部分もあるにはあるけど、全体的に「いいねコレ!」と思う部分が多い。
こういう映画なら洋画も楽しく観られると思ったし、どこぞの大爆発映画の一発屋みたいなヒトが日本を代表する怪獣の名を持つ巨大イグアナの映画を撮った時に感じた「外人に怪獣映画はムリだ!」という感想をいい方向に覆してくれた。
悔しいのは、こういう映画を日本が撮らなくなったコトだ。
こういうのは日本人が日本で撮るべきだったんだよなぁ・・・


P.S.吹き替え版で観て「菊池凛子さんってこんなかわいらしい声してたっけ?」って思ったら、声優さんが吹き替えてた。
日本人なんだから本人にやらせれば良かったんじゃないの?
・・・ギャラの問題?
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