原発の今後（＋東北電が東電に賠償請求

　１７日東京夕刊。原子力規制委は大飯原発が７月施行の新基準に適合しているかどうか、６月下旬をメドに先に評価結果をまとめることを決めた。

　１７日朝日夕刊。経産省の試算では、大飯原発が停止するなら、今夏の電力需給は関電のみでは１２.５％同社管内で不足する。60Hz圏の他社から融通を受けることで余力は１％ほどあるが、緊急時対応に必要な余力３％には届かない。

　１８日東京。規制委の田中委員長は、大飯を９月の定期検査まで運転容認する可能性を再度示した。

→　関電の努力不足が一番大きい気がする。でも、今夏に限っては大飯を新基準適合するかしないかに関わらず、そのまま動かして欲しい。。。１〜２ヶ月なのだから。




　１９日各紙。関電は大飯原発について「問題なし」との報告をし、東北電力は東通原発の活断層疑惑について規制委に反論した。

　東電は、柏崎刈羽原発の断層について「30〜20万年前に生じた」とし「現行基準では活断層でない」とした。が、７月の新基準では活断層とされ稼働困難となる可能性が出てくる。




　２４日朝日。茂木経産相、テレビで「（原発再稼働、早ければ）今年の秋」と答えた。規制委の判断に影響を与えるおそれ。

→　一番早く再稼働出来そうなのは伊方でしょうけど。それでも秋は早いんじゃないかなー。新基準が７月に決まり、それから審査が始まってそれに１年近くかかり、来年の夏に間に合わせる、くらいが順当では。




　２４日朝日夕刊。東北電力は、東電に原発事故で施設に被害が出てとし賠償請求する方針を明らかにした。中止になった浪江・小高原発の分も検討する。

→　ちょっと意表を突かれたけれど、言われてみれば、そりゃそうだよね。。。東北電力にしたら迷惑千万だもの。幾つかの施設は被害を受けたし、福島の顧客は放射能で逃げてしまったし。