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2013年04月15日06:14

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「書」とミスと蘭亭序

 図書館本で蘭亭序(書の超名人・王羲之の代表作)の写真を見た。

 加筆、修正、上書きなどがあって、ちょっと親近感。「書」って、修正がきかないから、どうするんでしょ?とこれまで思っていました。だって、展示会の書とかアタリマエだけど書き直しの跡とかないし。

 そうだよねぇ、作品用に必死に清書したものならともかく。日常書いているものだったら、ミスがあって普通だよねー。まぁ書き間違いではたぶんなく、推敲の結果なんでしょうけど。大名人でもミスるのね。

 にしても、王羲之の頃には芸術としての「書」なんか無いから、蘭亭序も実用文。それでも後世、皆から鑑賞され崇められるってスゴイ。私は「読めない書」はまったく評価しない(私には理解する能力がないし)んだけど、これは実用文だから中国語が分かっていれば読めそうだし。「読めれば良いデショ」とばかりにイイカゲンに書きたくなりそうなものなのに、それが芸術として評価されるなんて。。。
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