
まさか中盤までで残り体力1点まで減らされながらクリアできてしまうとは思わなかった!
ギリギリのクリアでした。
結局100パラグラフの作品をクリアするのに要したプレイ回数は11回!w
なんということでしょう!
プレイ日記の文章量もこれまでで最大!
初期に比べてネタを仕込む量が増えたとは言え、これまでで最小ボリュームの作品のプレイ日記が最大ボリュームって何?
01チル 寝返りうって谷底へボリショイ!
02ツル 転がる鉄球に弾き飛ばされ谷底へ
03テル スライムに飲まれる
04トル 転がる鉄球と一緒に転がる
05ナル 戦士の霊と戦い戦死
06ニル スライムトラップに突撃!
07ヌル 吸血鬼の下僕に。
08ネル ギロチンハンズに処刑
09ノル ギロチンハンズに処刑
10-1ハル 迷宮の中心でロア・スペイダーと叫んだバカモノ
10-2ハル 出口のギロチントラップにかかり死亡
11ヒル 脱出!おめでとう!
この作品は面白かった!
100パラグラフとは思えないボリューム。内容。ギミック。素晴らしい!!
これまでプレイ日記につけてきた作品の中でも1、2を争うほどのプレイ感覚でした。
け、決して作者ご本人が見に来てるから褒めちぎってるわけじゃないですよ!!ww
100番という短い番号に凝縮するためか、構成に無駄がない。
選択肢も洗練されています。
選択肢がよく練りこまれてると感じたのは、実は序盤の何気ないシーンでした。
空腹を訴える戦士の霊に何か提供するシーンです。
何か食べ物を恵んでほしいという戦士の霊に対して提示されるのが、「聖水」「ぶどう酒」「腐った肉」。
食べ物ではないが聖水は効果を発揮しそう。
食べ物ではないがぶどう酒でいいんだろうか。
食べ物だけど腐った肉はまずいだろ。
と、こうやって考えさせられるだけの本当に意味のある三択肢でした。うまいうますぎる。
序盤にこのシーンに遭遇したため、考えに考え込まれた構成になっているということを強く感じたのでした。
それからがめつい女神様の、真の名を教えてくれる三択。あれも悩みました。
だって、全部必要な情報なんだもんなぁ!w
そのうち2つの情報が他の手段でも手に入ることに気付けないと、ここで行き詰りそうですw
何となく、普通にプレイしていたらゴールデンバウム王の国の数は、問題より答えに先にたどり着いちゃう人が多い気がしますw
あと面白いのが、謎解きのパラグラフジャンプ。
ある秘密を知った時に、特別な番号へ進めるというのはゲームブックではよくあるギミックです。
ですがこのゲームブックの場合、序盤では何も知らずにはまってしまったデストラップの番号に進んだ時に効果を発揮する仕掛けとかが小気味良い。
そこの番号を読み進めるとゲームオーバーになっているところから脱することができるので、危険を回避した感が半端ない嬉しい。
初めて2階に上がった時のギロチンハンズの登場はインパクトありました。
中盤の強制イベントって感じでストーリーの流れも引き締まります。
記憶喪失ネタは、迷宮の途中から脱出を目指すというシチュエーションで迷宮の知識がないという状況を生み出すためと、短いパラグラフの冒険で最初の背景がなくても済むようにの工夫と思います。が、最初は主人公が記憶を失ってることそのものに何か意味や秘密があり、記憶を取り戻したら何か起きるんじゃないかと思ってました。
そしたら最後にあんなぞんざいな扱いで記憶が戻って、しかも主人公の記憶に隠された秘密も謎も伏線も何もないというwww
仕掛けの中でどうしてもひとつだけ気になったところと言えば、ルビー入手イベント周辺ですね。
天井スライムトラップの部屋に南側から入る時、スライムを倒しているかどうかのフラグ管理を、スライムからの入手アイテム「ルビー」の有無で行っています。
が、ルビーは女神の泉で使用してしまう消費アイテムなので、スライムを倒してもルビーを持っていない状況が起こり得ます。
ルビー所有の有無ではなく、ルビー入手歴があるかを尋ねるべきですね。
まあ、実際には読めばわかることなので、プレイヤー諸氏は意図を読んでプレイするでしょうから問題にはならないと思いますがw
そうそう。私はエルブンソード、エルブンマント、エルブンブーツを手に入れましたが、後で行ってないパラグラフを検証していたらもうひとつ、エルブンリングというのが手に入るようです。それがわかったのでエンディングにつけ加えちゃいましたけど。
簡単に手に入るものでもないので、ただクリアするだけでなく、エルブンシリーズのコンプリートを目指すのも面白いかもしれません。
……で、結局ギャリー様は、「ギャリー」「ジャリー」、どちらが正しかったんだろうww
彼の名前が出てくるシーンは三ヶ所。
初登場で自分で「このギャリー様」というシーン。
イリアンと再会する時には「ジャリー」になってる。しかも同じパラグラフで何回か「ジャリー」と書かれている。
宝物庫兼研究室に入った時にはイリアンが「ギャリー」と言っている。
元ネタから引っ張ってくると「ジャリー」が正しいようにも思いますが、初登場で自分で名乗ったインパクトはさすがに強いので、私はギャリー様と認識することにしましたw
最初は気軽に手軽にとか言ってましたが、やはりゲームブックはどんなにパラグラフ数が少なくとも、挑戦なのですね。
普通に400パラグラフものの冒険をしたのと遜色ない挑戦でした。
と、いうわけで、たっぷり楽しませていただきました^^
……ところで、記憶を失う前の俺はいったい何の意図があって、ただ重いだけの「大きな丸い石」を持っていたのだろうw
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