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2012年10月26日20:10

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東京デート

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10月19日

夜行バスが朝6時に東京池袋駅に着いた。ここから埼玉の川口の長男の家までは1時間足らずだ。
7時前に息子の家のブザーを鳴らすと、眠たそうな顔の息子が出てきた。今日は先週の休日出勤の代休で休みなのだ。
くつろいでいると、奥さんのMちゃんも起きて来た。彼女は仕事だ。

少し休んでから買い物に行くと言うと、Mちゃんが「一緒に行ったら?」と息子に言った。「午後からならいいよ。」と息子も言った。
ちょっとびっくりしたが一緒に行くことにした。東京の店は11時開店が多いのだ。午後からで十分だ。

今回はカメラ屋と登山用品店に行くのが目的だ。そう言うと、ここからなら有楽町のビックカメラが近いと言う。東京駅で乗り換えて一つ目だ。

東京駅に着くと、「有楽町まで近いから歩く?」と聞かれた。
そういえばテレビで東京駅が新装したと言っていた。
私は30年ほど東京で暮したが、東京駅で降りて歩いた記憶はない。東京駅は乗り換えの駅というイメージだ。外から東京駅を見たことなんてなかった。

初めて外から東京駅をじっくりと見た。レンガ造りの東京駅は思っていたよりも大きく素敵だった。駅前もけっこう広い。

東京駅から有楽町までの道も落ち着いた雰囲気だった。立ち並ぶビルの間の道だが、洗練された大人の雰囲気の街だ。ビルの一階に入っている店はどれも大人向けの高級ブランドの店で、若い子なんて歩いていない。ゴミやけばけばしい看板もない。 とても落ち着いている。

有楽町駅に近づいた途端に雰囲気が全く変わってしまった。そこはにぎにぎしいサラリーマンの世界だった。まるでその間にバリアがあるようだった。

カメラ好きの息子はいろいろ見て意見を言ってくれた。店員に聞くのも息子だ。私はほとんど息子にまかせっきりだった。

それから神保町の登山用品店に行きたいと言うと、スマホで行き方を検索してくれた。昔とは地下鉄が増えたりして、私にはさっぱりわからない。
今の若い人は何でもさっさとスマホで調べてしまう。果たして私がスマホを持ったとしても使いこなせるかなあ〜〜〜

10月20日

今回の上京の主目的の甥っ子の結婚式だ。地下鉄南北線の川口元郷という駅からだと会場のホテルオークラの最寄り駅まで一本で行くことができる。南北線なんて昔はなかった。
着いた駅からもスマホ頼りの息子の後を付いて行くだけだ。

ホテルオークラは東京でもかなり格式のある一流ホテルだ。中に入ってきょろきょろするとすぐにホテルの人が来て案内してくれる。迷うことはない。

教会式の結婚式、披露宴。丸いテーブルに同席したのは親しい義妹の家族だった。気兼ねなんていらない。
息子は隣の従兄弟のR君とビールの飲み放題状態だ。R君は息子より6歳年上だ。
「いやあ、S〈息子〉とこんなふうに一緒に飲むようになるなんて思ってもみなかったなあ〜〜」とR君が言う。
子供の頃の6歳差は大きい。それが今では大差なく一緒に飲むようになった。二人は飲んではトイレに行きを繰り返していた。
隣で私は白ワインの飲み放題状態だった。何しろグラスが空くとすぐにホテルの係りの人がついでくれるのだ。同じテーブルでワインを飲んでいる人はいない。多分一人で一本飲んでしまったんだろうなあ〜〜〜

結婚式が終わりまた息子の家に戻る。急いで着替えて山の準備をする。そんな感じで私は谷川連峰馬蹄形縦走に向かった。
昼はホテルオークラでの結婚式に披露宴、夜は土合駅でシュラフに入ってのステビバ。
なかなか変化に富んだ一日だった。

今回の東京行き。結婚式が主目的だったが、私には谷川岳馬蹄形縦走だけでなく、息子との東京デートも想い出に残った。
だから、このきっかけを作ってくれた甥のT君には感謝感謝です。
どうか、可愛い奥様のMちゃんと末永く幸せでいてね!!!ハート達(複数ハート)

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