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2012年10月14日18:54

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ホロたん その3 前半

ホロッコ単独ライブ。『ホロたん その3』に行きました。

実は、『水町タカオの話。』と被っていた今回のライブ。フフフ(フラットファイブのライブ)のレギュラーである、水町氏のライブと被った・・・と思いました。で、ホロッコ取りました。だって、単独ライブなんだもの!ネタを沢山やってくれるライブなんだもの。ホロッコ年1しか単独やってくれないんだもの、こっち取っても仕方ねえ・・・と、水町氏は思ってくれるだろうか?(^_^;)

会場は、満員御礼でした。そして、相変わらず、客層が謎のホロッコライブ。ダンサーみたいな男性は来てるは、おばあちゃん・おじいさんはいるは、お笑いマニアっぽい人もいるは、何だろうこの客層。楽しい(笑)。そんな人達が、同じものを見て、同じところで笑います。幸せですね。

今回嬉しかったコト。スペシャルサンクスに『住田隆』の文字が!!うわぁ!ビシバシステムだぁ!ビシバだよぉ〜・・・と思い、何でスペシャルサンクスなのだろう?と思ったのですが。
ホロッコの今回の単独。1本、ビシバシステムのネタっぽいのがあったのです。てか、「アレ・・・これと同じようなネタ、昔、ビシバのライブで見たな。」って言う感じのネタ。ひょっとして・・・アレって・・・・本当にビシバシステムのネタ?ビシバのネタやってくれた??台詞回しとか、シュールさ加減とか、アレ、ビシバっぽいって思ったのだケド・・・。違うかも知れないケド、そうだったら、私は泣くほど嬉しいし、やってくれた、ホロッコに大感謝です。
(ビシバシステムは、人力舎所属の芸人さんです。私は、未だに「1番好きな芸人」と尋ねられたら、このコンビを言ってしまう)
ホロッコの世界観とは違うけど、ホロッコも、シュール感はあるしね。

帰り。行列が出来ていて、何だろう?と思ったら、ホロッコのお2人が、お客さんを送り出す為にいて、皆と一言づつ喋っていた。ちゃんと見送ってくれるのですね。こまりさんが、凄く可愛かった。本当に、良いライブだね、ホロッコの単独ライブ。帰りの行列のと時、私の前にいたお兄さん2人組は、笑いながら「エビ中(私立恵比寿中学)のライブより、こっち来て、良かったよね。あの、キレのあるダンスは、エビ中じゃ見られないよね。」と言っていた。確かにね!(笑)

※以下、『ホロたん その3』の感想を書きます。ネタバレになる部分もありますので、ネタバレがお嫌な方は、読まれない方が宜しいかと存じます。

それでは、ネタバレOKの方のみ、いらっしゃいまし〜。

ホロたん その3
会場:新宿シアターモリエール

※以下、お品書きです。(タイトルは全て付いているのですが、正確ではない・・かも。こんなのがあった・・・程度で)
・OPコント アニキとザブ
・漫才入門
・お料理できるかな?
・メロンパン
・節子さん
・弟子志願
・チョコレート奈美の踊る通販番組
・宝くじ
・EDトーク
(幕間に、ホロッコの昔の宣材写真や、子供の頃の写真を写してトークする・・と言うモノがあります。コント前には、そのコントに出て来るモノが、色々映し出される)

・OPコント アニキとザブ
首からスケッチブックをかけた2人。ほり太には『アニキ』。こまりには『サブ』と書かれている。スケッチブックを1枚めくると、『くの字』型のイラスト。
サブ「杉の木に生まれて、アニキは今日、ブーメランになるんですね。」 アニキ「おう!」 サブ「良いなぁ〜。ブーメランになって、ギューンって大空に飛んで行くんですね。」 アニキ「おう!俺は、大空に行って来るぜ!」(ほり太、少しさがり、後ろを向く) サブ「わぁ!アニキが、空を飛んで、うわぁ!クルクルって、おおう!戻って来た!アニキ、お疲れ様です。」 アニキ「おう、飛んで来たぜ。」 サブ「いいなぁ〜。俺も、あんな風に、大空を飛べるようになるかなぁ〜」 アニキ「そりゃ無理だぜ。だって、オマエは、手羽先なんだから。」 (サブ。あ、そうか!て顔) 
スケッチブックを捲ると、アイマスクのようなイラスト。サブ「アニキ。これで、不眠で眠れない人達の為に、こう・・・目のところにピタってなって、こう、安眠できるようにするんですね。」 アニキ「おう!行って来る」 サブ「わぁ!アニキが、目のところを覆って・・・うわぁ!ピタってなった!俺も、アニキみたいに、いつか、不眠症の人の寝かせるようになれるかなぁ〜。」 アニキ戻って来る。サブ「アニキ。凄かったですね。こう、目のところ、ピタってなって。」 アニキ「おう。良く眠ってたぜ。」 サブ「俺も、いつか、不眠症の人を眠らせられるようになるかなぁ〜。」 アニキ「それは無理だ。だって、オマエ、飯盒の蓋だぜ。」 (サブ、あ!そうか!って顔)

こういうやりとりが何回かある。最後、PCのマウスのアニキと、サブの方のイラストは、明らかに昆虫。サブ「アニキ。これから、Wクリックや、クリックして来るんですね。」 アニキ「おう。Wクリック。クリック。そして、ドラック&ドロップしてくるぜ。そして、右クリックして、プロパティを開くぜ。」 サブ「うわぁ!アニキがWクリックして、スタート画面から、お気に入りを押して、あぁ!お気に入りのエロ画像だ!うわぁ、ウインドウがガンガン開いて・・フリーズしたぁ!」 アニキ「行って来たぜ。」 サブ「良いなぁ〜俺も・・・」 アニキ「オマエ以外皆分かってると思うけど・・オマエ、カナブンだぜ。」 サブ「そうかぁ〜。だから、俺、窓にガンガンあたるのかぁ〜。」

他、サイコロのアニキとカップラーメンの肉のサブなどがあった。サブ「もう、サイコロじゃないコトは薄々感づいてたんだケド・・・」と言う台詞が可笑しい。

幕間トーク。現在の宣材写真。2004年前のに比べると、2人ともぷっくりしたと。「昔は、シュッとしてましたね・・・・。」
このコントは、ホロッコの名物キャラ、小津三郎さん(サブ)が初めて出来た時のキャラだそうな。このキャラには裏設定があり、小津さんは、ヤクザに憧れて、アニキみたいな人間(任侠の人)になりたかったが、なれず、挫折し、テキヤっぽいコトをして生きてる・・と言う、ちょっと切ない設定があるそうです。

・漫才入門
ほり太のナレーション『僕は、21歳の大学生。・・・本当に21歳の大学生!(実際のほり太氏は42歳である・笑)」 ドンドンドンと扉を叩く小津さん(パンチパーマのチョビヒゲ)「レディーガガです!」 ほり太「間に合ってます!」 小津「レディガガじゃねえよ!俺だよ。」 ほり太「分かってますよ、小津さんでしょ?何ですか?」(扉を開けるほり太) 小津「何でだよ!」 ほり太「・・・はぁ?」 小津は、何回か下手なのツッコミを披露。小津「俺、この本読んだんだよ。」 ほり太「・・・『漫才入門』?」 ほり太「俺、漫才師になろうと思ってるんだ。兄ちゃんと組んで!」 ほり太「・・・漫才師?難しいと思いますよ。」 小津「この本読んだんだよ。大丈夫だよ。この本は、元祖爆笑王って言う、偉いお坊さんが、遠く天竺へ行って取って来た有難いお経なんだ。」 ほり太「違いますよ。元祖爆笑王は、お坊さんじゃありませんよ。これを書いた放送作家の人でしょ?」 小津「兄ちゃん、ツッコミ上手いじゃねえか!」 ほり太「ツッコミじゃないですよ。今のは訂正です。」 小津「なぁ、兄ちゃん、漫才やろうよ。大丈夫だよ。俺、これ読んだんだ。元祖爆笑王!元爆だぞ。爆笑の元祖だぞ。」 ほり太「元祖爆笑王への信頼が、何で、そんなに絶対なんですか?」(私、爆笑) 小津「兄ちゃん。俺、台本書いて来たんだよ。やってくれよ。」 ほり太「・・・まぁ、読むくらいなら良いですケド・・・。」 小津、台本をほり太に渡し、漫才を始める。サブ「どうも〜。すみれ荘201号・202号です。」 ほり太「何ですかそのコンビ名。すみれ荘・・ここのアパートだし、皆に住んでるところを教えてどうするんですか?」 小津「良いんだよ。売れる頃には、こんなボロアパートからは出てるんだ!いいから、どうも〜。」(ここからの漫才の細部は失念したが、あるあるネタを言って、ほり太が「どうも〜、あるある〜!!」と言ってから、訂正をし、最後、なしなしを言って、ほり太が「どうも〜、ないない〜」と言う、ムチャクチャなネタ。) ほり太「何ですか、このネタ?あるある!って僕言ってますよね?何ですかこれ?」 小津「元祖爆笑王が言ってたんだよ。ネタって言うのは、1回目にあるあるネタを言って、2回目にちょっとあるあるネタを言って、最後になしなしを言うって。」 ほり太「あるある〜って言っちゃダメじゃないですか。あと、僕、どうも〜って何回も言ってますケド、コレは何ですか?」 小津「それは、天丼って言って、同じコトを何回も言うと、ウケるんだよ。」 ほり太「天丼は、ボケを何回も言うんですよ?どうもって挨拶じゃないですか。・・・あの・・・本だけじゃなくて、M−1のDVDとか見て勉強した方が、良いと思うんですよね・・・。」 小津「M−1?そうかぁ〜。」(暗転)

(明転)サブ「どうも〜。(コンビ名がちゃんとしたモノになり)、ノンスタっぽい見事な漫才になる。「羽が生えて〜」や、「ししとうの話」は、まんまノンスタを使ってたと思う。見事にやりきり、ほり太「元爆いらなかったじゃねえか!」

もう。小津さんの、元祖爆笑王の信頼の深さにただただ笑う。何かあると「元祖爆笑王が〜」 小津さんに何があったんだ?(笑)

幕間トーク。2人は、昨年から結婚記念日にはレッドロブスターに行っている。その時に撮影した写真。ほり太氏の笑顔が引き攣ってるのだが。ほり太氏「僕、写真で上手く笑えないんえすよ・・・。」 しかし、20代の頃、レストランに行った写真は素敵な笑顔で、ほり太氏「何でしょう?この20年で、何かあったんでしょうね・・・。笑えない何かが・・・。」
このコント。ほり太氏「最後、誤解された方もいると思うんですケド・・・アレは、ノンスタイルのネタです。ノンスタのネタをアレンジしてやっています。『あれ?ノンスタの漫才じゃない?』って思った方もいると思うんですが、そう(パクッたの)ではなくて、M−1のネタを勉強しすぎて、影響されすぎて、こうなってしまった・・・って言うコトです。」 こまりさん「ノンスタに影響されたんです。」 何でも、ホロッコとよくライブが一緒になる芸人がいて、その芸人さんをほり太氏は好きなのだが、M−1が終わると、その年のM−1優勝者とスタイルが全く同じになる・・と言う芸人さんらしい。意図してパクったわけではなく、どうやら、研究しすぎて影響され過ぎて、そうなってしまうので、ほり太氏は「勿体ないな・・・」と思って見ていたそうな。で、それを、ちょっと入れてみたと。

・お料理できるかな?
できるかな?のメロディーに乗せて、ほり太氏登場。N『メガネさん。今日もお料理頑張ってね!』 うそくさい笑顔のメガネさん。N『あれ?アシスタントのあの人がいないぞ?プープーく〜ん。』 プープー君(こまり)登場。顔だけ出てる着ぐるみ。N『え?プープー君。現在、遺産相続で兄弟と揉めていて、それどころじゃない?そうだねぇ。兄弟だと、他人より、泥沼になるからねぇ。でも、ほら、お仕事、お仕事!笑って笑って。』 プープー君、嘘くさい笑顔。料理を作るも、プープー君は、喋れないので(『プープー』しか言わない)全部マイムで説明しようとし、N『プープー君、全部、マイムで説明するつもり?そこにスケッチブックあるから、そこに書いて。』(字が汚くて読めず) N『読めないパターンね。じゃあ、絵で描いて。』 絵は凄く上手いプープー君。N『絵は上手いんだねぇ〜。材料、玉ねぎをまずみじん切り。カレーをつくるんだね。材料・・眼鏡?え?眼鏡?(カレーに眼鏡が乗ってる絵)』 そんなプープー君を無視し、玉ねぎを刻みだすメガネさん。N『メガネさん、無視して始めたたね。え?プープーくんも手伝う?』 二人羽織のようにメガネさんが包丁を握る手をプープーくんが握り、包丁を振り回す。N『危ないよ!メガネさんやりづらそう・・・(メガネさん、笑っている)・・・メガネさん、少し感情がオカシイのかな?』 玉ねぎを鍋に入れるのを手伝うプープー君。N『手伝うの?人間じゃないからって、見下す人間風情に、このくらいは出来るってところを見せたいんだね。頑張って!』しかし、プープー君、玉ねぎの乗ったまな板を落としてしまう。ショックで、舞台上手で、四つん這いで落ち込むプープー。N『大丈夫だよ!煮込んだ物が既にあるんだ』 メガネさんがずんどうを取り換える。そのずんどう鍋に、メガネさんの眼鏡を取り、華麗にぶちこむ、プープー君。N『うわぁ!眼鏡!・・・メガネさんは・・・笑ってる。やっぱり、メガネさんは、ちょっとオカシイのかな?』

感情がオカシイメガネさん。ファンタジーな生き物なのに、やたら、現実世界があるプープー君。凄く好きなネタだった。メガネさんが笑ってるところが、ちょっと怖いんだ。通常怒る場面で笑ってるから。あと、途中、失敗したプープー君にメガネさんが怒り、殴り合いになるも、N『コレは、愛の鞭なんだよ。プープー君のお父さんと親友だったメガネさんは、君の面倒をみるって約束したんだ。』と言う感動展開があり、プープー君が子供を産み、N『え?プープー君。もう、酒も、たばこも、ドラックも、ギャンブルも全部やめて子供の為に生きる?』と言う展開がある。でも、その子供は人形で(プープーくんは雄らしい)、結果、プープー君は、人形も鍋に放り込む。

トーク幕間。結婚式の写真だったかな?このコント。実は、人の為に作ったコント。ふとっちょ☆カウボーイ氏が以前組んでいたコンビ(おそらく、“だぼぱん”)にあげたモノらしい。ほり太氏が「こんなのどう?」と言ってアイディアをあげたモノだったのだが、コレが事務所のネタ見せ史上、類を見ないほど怒られたと。ダメ出しではなく、説教だったらしい。「ふざけるのもいい加減にしろ!」と言われていたと。ほり太さんは「僕が作りました。」とは言えず(他人が作ったネタやってたら、尚のコト怒られるしね)、説教されてるふとっちょ氏を見ていたそうな。
何で怒られたんだろう?面白かったのに。

・メロンパン
『僕は21歳の大学生・・以下略。』 ドンドンドンと扉を叩く音。ほり太「どなたですか?」 小津「アウンサン・スーチーです。」 ほり太「間に合ってます。」 小津「嘘だよ。革命運動とかしてないよ!」 ほり太「分かってますよ、小津さんでしょ?」 小津さんを招き入れると、小津さんは、「昨日買った焼き立てメロンパンがなくなった」と言う。小津「オマエ、食べただろ?」 ほり太「食べませんよ。」 ほり太の腹を触る小津。「やっぱり・・・」 ほり太「コレは太ってるだけですよ・・・」 小津「楽しみにしてたんだよ。頑固おやじの柔らかメロンパン。」 ほり太「固さが定まってませんよね・・・。固いんだか、柔らかいんだか・・・。」 小津「明日食べようと思って、楽しみにしてたんだ。楽しみにして、一睡もしていない。」 ほり太「遠足前の小学生じゃないですか・・・。」  小津「昨日歩いてて、あるだろ?(曲を口ずさむ)」 ほり太「あ。たまに聴こえますね。あれ、メロンパン屋だったんですね。」 小津「そこで買ったんだよ。柔らかオヤジの頑固メロンパンを!」 ほり太「あ、間違えちゃった。柔らかオヤジ。・・オヤジ、年を取って、優しくなったのかな?」 小津「焼き立ての!柔らか頑固のメロンオヤジ!」 ほり太「混じっちゃった・・てか、メロンオヤジって何?」 小津は、ほり太の家を探し始める。ほり太「電話の中、ボールペンの中、コンセントの中・・・全部、盗聴器隠す場所ですよね?」 ないコトが分かり、がっかりする小津。ほり太「ほら。もう。お昼ですよ。小津さん、一緒にご飯食べます?」 小津「いや、腹は減ってねえんだ。出がけにメロンパン食って来たから。」 ほり太「・・・・」

幕間トーク。何も起こらない日常。ホロッコは、こういうネタが好きなんだそうな。ほり太「何も起こらない。普通〜の日常。」 こまり「仕方ないよ。こういうネタが好きなんだから。こういうネタばかりやって食べていけないかなぁ〜(笑)。」

ホロッコはまさに、言葉の芸人って思うネタ。「柔らか頑固のメロンオヤジ」って何だろう?で、やっぱり、ちょっと、フォークダンスDE成子坂に似てるって思いませんか?ツッコミが激しいのではなく、諭すように困ったように言うの。私が、キングオブコメディが好きな人は、ホロッコ好きじゃないかな?って思うのはこの辺りで思うのだケド。(キングは、今野氏が、もっとオカシイとは思うが)
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