mixiユーザー(id:19500344)

2012年08月23日21:41

1029 view

南アルプス 塩見岳から蝙蝠岳へ−1

フォト


〈烏帽子岳から見た塩見岳〉

8月20日

鳥倉林道ゲートの駐車場を4時20分に歩き出す。林道を45分歩いて5時過ぎに登山口に着く。バスならここまで直接入れる。
今日はここから3時間の登りで着く三伏峠にテントを張り、小河内岳まで往復する予定だ。いろいろな人から小河内岳はとてもよいところだと聞いていた。
明日は塩見岳を往復して三伏峠でもう一泊して下山するという計画だ。

三伏峠への道は最初の30分はけっこう急な登りだが、その先は傾斜がゆるくなる。今回は重い荷物は三伏峠までということで、いつもより野菜を多くした。飲み物も、いつものウィスキー500ccにワインも500ccのペットボトルに入れてきた。二人とも16〜7kgのザックになった。

高度を上げると、木々の間から中央アルプスや仙丈ヶ岳、甲斐駒などが見え始める。空は秋のように青く澄んでいる。

8時半に三伏峠に着き、テントを張る。正面に塩見岳が見える。
サブザックに必要な荷物だけを入れて、まずは烏帽子岳に登る。

1時間ほどで着いた烏帽子岳からは塩見岳が大きく間近に見える。その右には先月登った荒川三山がどっしりとしている。
だが、私たちの目を引いたのは、塩見岳から二軒小屋に続く蝙蝠尾根だ。その中心の蝙蝠岳が真正面に見える。

二人で登りたいねえと話す。元々今回の計画でも蝙蝠岳に行こうかという話は何度もした。だが、三伏峠からの往復は無理だ。どうしても塩見小屋に泊まらないといけない。できれば塩見小屋に二泊するのが良さそうだ。だが、塩見小屋にはテントは張れない。
それで、今回は蝙蝠岳は計画しなかった。だが、実際に見てみると、何とも気持ちの良さそうな稜線だ。

烏帽子岳でゆっくりしているうちに雲が広がってきた。これから小河内岳に行っても、天気は悪くなりそうだ。
明日塩見岳を往復し、明後日下山する前に小河内岳を往復しようということで話がまとまった。

だが、キャンプ場に戻ると、そばで話している男性の声が耳に入った。その人は今日は三伏峠でテント泊し、明日は蝙蝠岳を往復して塩見小屋に泊まると話していた。
私と相方は目を合わせる。地図を広げる。
三伏峠にテントやシュラフを置いていけば荷物は軽くなる。せっかく食料は持ってきたのだから、塩見小屋に素泊まりして、蝙蝠岳を往復するのならできそうだ。
今回小河内岳はあきらめることにした。

そうと決まれば話は早い。明日は2時起きを決めて、7時過ぎにシュラフに入った。

フォト


〈烏帽子岳から見た蝙蝠岳〉

フォト  フォト  
6 21

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する