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2012年07月26日00:58

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大船渡ボランティア2012.7.21〜22

はい。二週連続で週末ボランティアに行ってきました。
これはその二週目の記録です。
場所はいつもの大船渡。

今回は金曜日の午後にも外せない仕事があって、ちょっと初めて検察などに行ったりしておりました。今の仕事になってから裁判所とか検察とか拘置所とか、刑事ドラマでしか見ないような世界に行くなぁ。ああ、決して自分が何かやらかしたわけではございません。

とまあそんなわけで、午後に時間休をもらっていたけど長引いて、仕事を上がったのは結局午後4時頃。出発したのが午後5時という状態でした。
浜松で金曜の午後4時頃まで仕事していたにもかかわらず、土曜の朝から大船渡でボランティア活動に参加しているとか、書いてる自分でも意味がわからない(笑)
800キロ以上離れた地点に行き丸一日ボランティア活動をして、夜は感謝祭に出て、月曜日には普通に浜松で仕事に出てるとか、まるで時空が歪んでいるようですw
でもちゃんと計算づくで無理ない速度の運転と休憩は取ってますからね。



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二週連続なだけにボラセンに顔を出すと、先週一緒に活動した顔もいくつか見られました。話もできました。さらに、その話している方と一緒に活動している方が、なんと浜松出身でこの4月から大船渡に来た方だったりもしました。世間て狭い。

さて、今回やったボランティア活動は非常にゆるーいものでした。
内容は、「本の乾燥」。
他に草刈りや瓦礫拾い、側溝の泥上げ等の力仕事系の活動もあり、そちらに行っても良かったのですが。
5〜6人の人数を募っているところ、手を上げていたのが私の背後の3人と、私の隣の1人。何故か囲まれてる状況で、4人…4人……って言ってたので勢い手を上げてしまったわけです。その後もう1人増えて、結局6人になりました。

いつもなら、浜松から来たというと遠くから来たことに驚かれるものですが、今回は全然敵わない方が参加していました。なんと、香港から。香港にお住まいですが日本の方だそうです。
向こうでも被災地支援への思いの強い人は多いのですが、ボランティア参加は海外向けの情報が少なく、日本に住む方がボランティア参加しようと行動を起こすよりも最初のハードルは高かったようです。

現地に行くと、家の方はどうやら書道家の方のようでした。
碁石海岸という景観麗しい海岸近く。しかし震災時にはその海岸も牙をむき、海のそばの建物はあらかた流されてしまいました。

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小高いところにお寺があったのですが、そのお寺の人の高さくらいまで水が来たそうです。
実際にこの目で見ても、ええっそんなに高いところまで?!って思うくらいに高いところにあるお寺です。階段上がって行くようなところです。
周囲の建物が全て流された中で、その方の小屋は流されずに残ったのだそうです。
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その中に残った湿った和紙や書道の本などを乾かすのが活動内容。
外にブルーシートを敷き、和紙を並べて小石で重石をする。
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しばらく乾燥させたら天地返しをする。
確かに1人でやるには大変な作業なのでボランティアの手は必要でしょうけれど、乾かしにかかると時間待ちになります。
そのため、いろんなお話も聞くことができました。


小屋の横には自宅があったようですが、自宅の方は流されてしまったということです。
それから避難生活がしばらく続き、今は仮設住宅にいるとのこと。
流されてしまった家のあった一帯は、新築物件は建てない方向性に決まったということで、山手の方に住居の土地を探しているのですが難航しているとのことでした。
やはり土地となると所有権の問題が絡んでくるので、簡単に空地が見つかるものでもないようです。

昼には碁石海岸へ。
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碁石海岸はとても美しい景観を持つ場所です。
名前の由来は、海岸が砂浜ではなく小石の浜で、その小石が波に洗われて碁石のように綺麗な丸い形をしているところから。
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国の名勝、天然記念物にも指定されています。
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海岸ではハマユリもたんと咲いていました。
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活動の後はみんなで写真を撮りました。
泊里、これで「とまり」と読むそうです。
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さて、この日のボランティア活動は以上ですが、この日記は次回、夜の部に続きます。
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