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2012年06月28日19:45

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ジョン・ラミレス

ジョン・ラミレスは、魔術の世界にリクルートされ、3番目の高祭司として悪魔に仕えましたが、今は悔い改めてクリスチャン伝道者となり、自分の経験から『悪魔の大釜からの脱出』という本も出版しています。

ジョン・ラミレスの家庭

元悪魔崇拝者のジョン・ラミレスはどのような家庭で育ったのでしょうか。

ラミレスは、「サンテリア」という悪魔崇拝に関連する宗教を信仰している家に生まれ育ちました。

「主に西アフリカのヨルバ人の民俗信仰と、カトリック教会、スピリティズム(心霊主義/別名カルデシズム)などが混交して成立したキューバ人の民間信仰。」とあります。しかしラミレスの言う「サンテリア」はブードゥー教を指しているようです。

父方の家族は全員が魔女や魔術師で、悪魔の契約を交わしていました。

サンテリアの儀式に熱心な父は残酷で、ジョン・ラミレスを虐待し、暴言を吐いて言うことを聞かせ、母親のことを殴ることも日常茶飯事でした。

彼の父親はアルコール中毒で、長じてジョン自身もアルコール中毒になります。

それでも幼い頃のジョンは、父親の愛情がほしかったそうです。

父親はタクシー運転手をして十分な収入がありましたが、それを外の女性に使って家にはほとんど入れなかったといいます。

一方で母親はジョンに愛情を持っていましたが、彼女もオカルトをかじっていました。

タロット占い師の失明勧告から悪魔の世界へ

ラミレスが闇の世界に落ちていくには、このような事件も心理的に関係があったといいます。

8歳ごろのこと、ジョンの学校に牧師が来ると、祈りを与えるといって舞台上から降りてきました。父親からの愛情に飢えたジョン・ラミレスは、自分も牧師の祝福を受けられるとワクワクして待っていましたが、幼すぎると思ったのかジョンを過ぎ去って次ぎの者のために祈りました。

大きなショックを覚えたジョンは、不信感を持つようになります。

10歳のある日、ラミレスの母は叔母に誘われてタロットカード占いに息子を連れて行きました。

すると、占い師は、10日以内にある儀式をしなければジョンの目は失明すると告げました。

怖れを感じた母はその儀式をしてしまいます。

その儀式によって、ラミレスは闇の世界に属することになります。

ちなみにこの「失明」ですが、これは女占い師の単なる脅しではなかったようで、後年、悪魔崇拝者になったラミレスが悪魔のための仕事を1年間休業すると、彼は実際に1年間目が見えなくなり、その間母親に面倒を見てもらったといいます。

悪魔の教会に通う

ラミレスは悪魔の教会に通うようになります。

その時間は夜の7時から朝の5時までに及びます。教会には悪魔崇拝を30〜50年しているベテランたちがおり、彼らがジョン・ラミレスを訓練したといいます。地域を司る霊や地縛霊と話す方法を学び、昇進すると直接悪魔と話せるようにもなりました。ラミレスはある時、ベッドの中で悪魔に祈り、「父が死んだら自分が高祭司になる」と誓います。

父の死

ジョン・ラミレスが13歳の時、父親は33歳の時に酒場で女性のことが原因でトラブルになり、殺害されてしまいます。その第一報を持ってきたのも悪魔の世界に入るきっかけとなった叔母でした。父の死に、ラミレスは「平安」を感じたといいます。そして父を失ったラミレスは、父の後を継いで高司祭になります。この時から、悪魔はラミレスの「父」になりました。

光の世界との闘い

ラミレスは悪魔のための光の世界との戦いを本格的に始めます。麻薬の密売者が殺害されると、儀式に使うための血を回収したり、葬式に知人のふりをして出席をして死者の魂を買い取り、それを生きている者に入れると同じ死に方をしたといいます。

彼の語るところによれば、ニューエージ・イスラム教・仏教・サンテリアなどのオカルトの霊、アメリカやカナダにいる「空中の権威ある支配者」の名前と声をすべて覚えたといいます。

幽体離脱して色んな国や町を訪れることができるようにもなります。

そしてラミレスは訪れた地域を呪い、売春・ドラッグ中毒、殺人・盗み・同性愛の霊を送り込みました。ラミレスは強力な力を持ち、当時は30日あれば「キリストと真の関係を持つ」人でない限り、誰でも呪いで殺すことができたといいます。

ある時、ジョン・ラミレスはクリスチャンが輪になって祈りをしているところに出くわし、その強いパワーのために、その町では悪魔のための使命を果たすことができず深い憤りを感じました。そのように祈りは実際に悪魔の力をはねつけることができるといいます。

女性との付き合いから教会に

ジョン・ラミレスはある女性と付き合う様になりますが、彼女はクリスチャンでした。

気は進みませんでしたが付き合いのために教会に行くようになります。

愛と平和に満ちた空間は、ラミレスには新鮮な驚きでした。

ある時、牧師の前に進み出て「牧師の前だから悪魔は手は出せないぞ」と思っていると、ラミレスは突如自分の体のコントロールを失い、牧師の首を絞め始めます。

教会にいた信者たちが引きはがし、一斉に祈り始めました。そして「イエスが主です」と言え、と促され、やっとの思いでそう口にすると、ようやく自分を取り戻すことができます。

神と悪魔の葛藤

自殺を思うほどに神と悪魔の相克に悩むようになったラミレスは、ある日、神と対話し「あなたとは付き合いたくない。あなたが真の力を持っているなら、今夜しるしを見せてくれ」と眠りにつきます。その夜、ラミレスは光より速い電車に乗って地獄に運ばれるという夢を見、彼と契約していた悪魔イザベルが「裏切り者」と罵ってきます。

さらにその夢の中であらわれた力強い悪魔が「お前は私に属しているのだから地獄に留めおく」と言われます。しかしどこからともなく現れた十字架をラミレスがかざすと、悪魔は赤ん坊のように小さくなって倒れました。

目を覚ましたラミレスは、自分はこれからは神に仕えると決心します。

10万ドル相当の魔術のための道具もすべて捨ててしまいます。

しかし、そこから30日もの間、悪魔があらわれて部屋の空気が変わり、ベッドを持ち上げられたり、首をしめられたりする現象が毎晩のように続いてしまいます。

苦しんだ末、神に「なぜ神に仕えると誓ったのに助けてくれないのですか?」と尋ねると、神は「お前の私への信仰と愛を知りたかったのだ」と言い、その後、このようなことはなくなりました。こうしてラミレスは25年にもおよぶ悪魔崇拝の人生を卒業します。

ジョン・ラミレスの現在:ハロウィンへの警告

ジョン・ラミレスは現在では自分の経験をもとに伝道師になり、悪魔の実在性やキリストと真の関係を持つことで悪魔を退けることができることを人々に伝えています。

ラミレスは、「霊界は現実界よりもリアルである」として、霊界でおこることが現実の世界でも起こると伝えています。

自身の経験をもとに本を出版しており、その一つである『悪魔の大釜からの脱出』は日本語で読むことができます。また最近ではハロウィンに関して、「ハロウィンは悪魔の最大の祝日」として警告を発しています。

ハロウィンでお馴染みのカボチャは川を支配する「オチュン」という悪霊であり、それを入口に掲げると入口を悪霊に明け渡してしまうことになる、実際に悪魔はラミレスに「みなが自分の祝日を祝ってくれるのが嬉しい」と言ったということです。

また衣装を着ることは、自分がキリストの内部にいるというアイデンティティを阻害するために良くないとも語っています。

ラミレスは悪魔崇拝の現役時代、最大の呪いをハロウィンにかけたそうです。

ちなみにそのような事情のためなのか、ラミレスが悪魔崇拝者時代に挙げた結婚式はハロウィンに行い、結婚式には様々な悪霊が祝うために訪れたといっています。

【自分で解放する祈り】
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